| 専修大学松戸中学校 | |
|---|---|
| 「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」を目指す | |
| 交通 | JR常磐線(東京メトロ千代田線)北松戸駅(東口)下車 徒歩約 10分 |
| 公式HP | 専修大学松戸中学・高等学校 公式ページ |
| 傾向と 対策 | 算数 大問数は7題ほどで、総小問数は20問程度と標準的ですから、50分の試験時間で解き終わることができるはずです。問題全体を見ると、さまざまな分野から出題されていて、偏りのない構成になっています。また、受験算数の基本となる問題が多く、はば広い分野で、基本的な力がついているかどうかを試すものといえます。 1題目には、計算問題が4問あります。四則計算のほかに、還元法を用いて口を求めるもの、単位の計算もふくまれます。 2題目は応用小問の集合題(5問)です。出題される単元ははば広く、受験勉強で一度はふれるものが入れかわり出題されます。ただし、ほとんどの小問がひとひねりされているので、油断は禁物です。過去に出題された単元は、数の性質、場合の数、割合と比、食塩水の濃度、速さ、角度、面積、多角形の性質、立体の展開図、流水算、つるかめ算などです。 3題目以降が応用問題となりますが、一見難しそうに見えるものであっても、基本事項がしっかりと身についていれば十分正解にたどり着ける内容です。図形分野からの出題は2〜3題で、複合図形の面積や体積などを求めるものをはじめ、展開図を利用したもの、図形の回転移動、図形上の点の移動と面積の変化、さまざまな立体の性質などが取り上げられており、バラエティーに富んでいます。また、数の性質、規則性、場合の数、2量の関係とグラフなども必出で、これらは非常に思考力が要求される内容です。 1、2題めで総小問数の半分近くを占めています。したがって、1、2題めを確実にクリアし、3題め以降でどれだけ得点を上積みできるかが合格のカギとなります。 まず、正確ですばやい計算力を毎日の計算練習でモノにしましょう。自分で無理なくこなせる問題量を決めて、コツコツと続けることが大切です。そのさい、計算の過程をきちんとノートに書き、答えあわせのときにどこを問違えたのか、どんなところでミスしやすいかを発見するようにつとめること。 数の性質、割合と比では、はじめに教科書にある重要事項を自分なりに整理し、さらに類題を数多くこなして、基本的なパターンを身につけること。また、マスターした基本からいったん離れて、別な角度から問題に取り組むことで思考力のアップをめざしましょう。 図形では、面積や体積ばかりでなく、長さ、角度、展開図、縮尺、相似比と面積比、体積比などの考え方や解き方をはば広く身につけ、割合や比を使ってすばやく解けるようになること。また、図形をいろいろな方向から見たり分割してみたりして、図形の性質の特殊性もおさえておきましょう。本書だけでなく、さまざまなパターンの問題にあたって、その解法を身につけていくのが効果的です。 全体を通して言えることですが、算数では答えを導くまでの考え方や式がもっとも大切です。ふだんからノートに自分の考え方、線分図、式をしっかりと書く習慣をつけておきましょう。 国語 本校の国語は長文読解題2題で構成されており、論理的に考える力と、文学作品を理解する力がバランスよくためされます。全体の問題量は、50分という試験時間からすると標準的なものといってよく、余裕をもって取り組むことができるはずです。ただし、それだけ合格ラインも高くなるので油断はできません。 解答形式は、記号の選択と文章中からの書き抜きがほとんどで、記述問題も文章中の言葉を用いるものです。本格的な文章記述が見られないと聞くと、ホッとする人もいるかもしれません。 長文読解題で取り上げられる文章のジャンルは小説・物語文と論説・説明文がほとんどです。どちらも小学校高学年向きの文章なので、スムーズに読み取ることができるはずです。今のところ、随筆文や詩歌などほかのジャンルはあまり顔を見せていません。 設問数は1題につき1O問程度あり、出題内容を見ると、論説・説明文では、論旨の展開を正しく理解しているかどうかをためすもの、小説・物語文では、状況や動作・行動、登場人物の性格などとからめて心情を問うものが中心となっています。さらに、大意、要旨の読み取り、接続語や副詞などの補充、語句の意味、指示語の内容、段落分け、憤用表現などのほか、知識問題として漢字の読みと書き取り、熟語の知識、漢字の部首と画数、助詞や助動詞などの品詞の識別なども出題されており、非常にバラエティーに富んでいます。 このように、個々の設問がいろいろな範囲にわたっているのは、国語力(読解に限らず総合力として)のすべてをはば広く見ようとしているからで、特定の分野にかたよることのない、よく考えられた出題ということができます。 全体を見わたして、とびきり難解なものはありません。あるレベル以上の実力があれば十分合格点が取れるような構成になっています。 まず読書に慣れることから始めてみましょう。その際に注意して欲しいのは以下の点です。@「それ」や「これ」などの指示語は何を指しているのかを考える。 A段落や場面の構成を考える。 C読めない漢字、意味のわからない言葉が出てきたら、すぐに辞典で調べる。B登場人物の性格と心情の変化に注意する。 この4つを常に意識しながら読みすすめることが大切です。むやみに読むだけでは本がきらいになるだけで、国語の力はつきません。目的意識を持った読書こそが、はば広い読解力や表現力を養うことにつながります。 しかし、ただ本を読むだけでは入試の国語の問題を解くことはできません。1冊の本を単に読みすすめるのと違って、入試では限られた範囲から内容や心情の読み取りなどが細部にわたって質問されるうえに、似たような選択肢がいくつもあり、かなりの読解力が必要とされるからです。 したがって、本書のような問題集で入試問題のパターンに慣れておくことが大切です。その際、問題の意図は何かを考えながら取り組むようにしましょう。 知識問題は、漢字と語句に関するもの(四字熟語、慣用句、ことわざなど)を中心に、はば広く積極的に吸収していく心構えがのぞまれます。漢字と語句などの問題集をそれぞれ1冊仕上げてください。その場合、丸暗記ですませようとせずに、漢字なら部首も対義語もというように、派生させたノートづくりが有効です。 理科 「生物と環境」「物質と変化」「運動とエネルギー」「地球と宇宙」の各分野からまんべんなく出題されています。また、実験・観察・観測にもとづいて科学的に推理する良い問題が多く、逆に、中途半端な勉強では得点できないように工夫されているともいえます。 大問数は5題、解答記入個所は25前後ありますが、30分の試験時問と比べると、問題量のバランスはちょうどよいでしょう。解答形式は、記号の選択が大半を占めていますが、用語や数値を記入するもの、理由などを記述するものもあり、バラエティーに富んでいます。 「生物と環境」からは、ヒトのたん生、ヒトのからだのつくりとはたらき、植物の蒸散作用、花のつくりと開花、メダカの飼い方、モンシロチョウの成長、タンポポの開花と明るさ・温度との関係、カイコガの行動、カブトムシとクワガタ、雑木林の生物などが出題されました。 「物質と変化」では、亜鉛とうすい塩酸の反応による気体の発生、金属と水溶液の反応、物質の分類、もののとけ方、ものの燃焼、銅の加熱と重さ、乾留、中和などが取り上げられています。 「運動とエネルギー」では、ばねを使ったカのつりあい、物体の運動(球をころがす実験)、ふりこの運動、てこのつりあい、電気回路、光の進み方と虹、鏡などが出されました。 「地球と宇宙」からは、日食と月食、火星の大接近、季節と星座、星の1日の動き、月の出入り気温と湿度、天気の変化、気象の総合問題、日の出・日の入りの時刻などが出題されています。 このほか、実験器具の扱い方(顕微鏡や気体検知管の使い方など)も顔を見せています。 なお、最初の大問は小問集合で、分析表に示した項目以外の範囲の問題も出題されているので、各分野、各項目を幅広く抑えておく必要があります。 内容は基礎的なものが殆どです。また、幅広い知識を持っている方がより深く理解するには有利で、いろいろな考え方ができるので、問題の解決に大いに役立ちます。したがって、基礎的な知識を早いうちに身につけ、そのうえで問題集などの演習をくり返しながら実カアップをめざしましょう。 それでは、以下に各分野のポイントをあげておきます。 「生物と環境」は、身につけなければならない基本知識の多い分野ですが、山登りする気持ちで一歩一歩楽しみながら確実に学習する心がけが大切です。ヒトの身体のしくみ、動物や植物のつくりと成長などを中心に、ノートにまとめながら知識を深めましょう。 「物質と変化」では、気体や水溶液、金属の性質に重点をおいて学習してください。そのさい、中和反応や濃度など、表やグラフをもとに計算させる問題にも積極的に取り組むように心がけること。身のまわりに見られる水の状態変化の現象(雲、湯気など)についてもおさえておきましょう。 「運動とエネルギー」では、計算問題としてよく出される力のつりあいに注目しましょう。てんびんとものの重さ、てこ、輪軸、ふりこの運動などについて、それぞれの基本的な考え方をしっかりマスターし、さまざまなパターンの計算問題にチャレンジしてください。また、かん電池のつなぎ方や方位磁針のふれ方、磁力の強さなども取り上げられやすい単元ですから、学習計画から外すことのないように。 「地球と宇宙」では、太陽・月・地球の動き、季節と星座の動き、天気と気温・湿度の変化、地層のでき方などが重要なポイントです。 社会 大問数は5題で、地理分野と歴史分野が2題ずつ、政治分野(時事をふくむ)が1題です。それぞれが各分野の幅広いことがらを問う総合問題形式になっており、細かく専門的な事柄を問うものはあまりありません。解答形式は、記号の選択が中心ですが、人物名・地名・語句の記入はもちろん、文章で記述するものも例年2〜3問あります。 試験時間は30分で、これに比べて設問数は40弱と平均的なので、試験時間内に解き終わることができるはずです。 では、各分野の出題内容を見ていきましょう。 地理分野からは、日本の国土(島、河川、平地など)、新幹線沿線の各地域の自然と産業のようす、中国地方の自然と産業のようすなどが出されています。資料の読み取りが数多く出題されているのが特徴のひとつで、過去には市町村合併や自然災害などの時事的なできごとも取り上げられています。 歴史分野は、@史料または説明文を読んで答えるもの、A略年表中のできごとに関連することがらについて答えるものの2パターンで出題されており、どちらも大まかな歴史の流れをつかんでいるかどうかがためされます。また、出題は、歴史を通して範囲とするものと、幕末・明治維新以後をおもな範囲とするものに分類できます。 政治分野では、財政と社会保障制度、基本的人権、憲法と三権のしくみ、地方自治などが出題されました。過去には、公害と地球環境(四大公害病、オゾン層の破壊、地球温暖化など)、日本と世界の結びつき(貿易のようすなど)、国際連合のしくみとはたらき(時事問題をふくむ)、選挙制度と中央省庁再編などが取り上げられています。 各分野の基本的なことがらをしっかり身につけていれば合格点に達することができる内容ですから、まず、基礎を固めることを心がけてください。教科書のほか、説明がやさしくていねいで標準的な参考書を選び、基本事項をしっかりと身につけましょう。また、設問事項が広範囲にわたっているので、不得意分野をつくらないことも大切です。問題集を解いていて自分の弱い分野が見つかったら、すぐに教科書や参考書に立ち返り、理解できるまで復習することです。 地理では、地図とグラフが欠かせません。つねにこれを参照しながら、白地図作業帳を利用して地形と気候をまとめ、そこから産業のようす(もちろん統計表も使います)へと広げていってください。世界地理は小学校で取り上げられることが少ないため、日本とかかわりの深い国については、自分で参考書などを使ってまとめておきましょう。 歴史では、教科書や参考書を読むだけでなく、自分で年表を作って覚えると学習効果が上がります。それぞれの分野ごとに欄を作り、ことがらを書きこんでいくのです。できあがった年表は、各時代のまとめ、各分野のまとめに活用できます。本校の歴史の問題にはさまざまな時代や分野が取り上げられていますから、この作業はおおいに威力を発揮するはずです。また、資料集などで、史料や歴史地図にも親しんでおくとよいでしょう。 政治では、日本国憲法の基本的な内容、とくに政治のしくみが憲法でどう定められているかを中心に勉強してください。また、国際連合のしくみや日本と世界とのつながりについてもふれておくこと。なお、時事問題も出されるので、テレビ番組や新聞などでニュースを確認し、それにかかわる単元もふくめてノートにまとめておきましょう。中学受験用の時事問題集(11月ごろに書店に並びます)に取り組むのも効果的です。 |
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