立教池袋中学校

立教池袋中学校
キリスト教に基づく人間教育
交通「池袋」駅徒歩10分
東京メトロ有楽町線・副都心線「要町」駅徒歩5分
公式HP
立教池袋中学校・高等学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 大問8〜10題、小問にして20問程度です。
 例年、出題率の高い分野は、数列・規則性、割合と比(相当算)、平面図形、立体図形、表とグラフ、推理などですが、どれも標準的なレベルの問題で、難問はほとんど出題されていません。図形の問題は、推理や規則性をからめたパズル感覚の問題が出題されることもあるので、図形の樽成・分割の問題のとらえ方に慣れておくことも必要です。
 一見難しそうな問題も見られますが、きちんと問題文を読みこなし落ち着いて取り組むことができれば、十分解答可能です。

 大問数が比較的多く、難易度の差に注意して、自分にとって解きやすい間題を優先して速く正確に解き、その後
で時間のかかりそうな間題を落ち着いて解くという姿勢で取り組むとよいでしょう。過去問を制限時間内に確実に解けるように問題練習を重ねて、ぺ一ス配分のコツを身につけていくことです。
 特に図形は、面積や体積を求める問題はもちろんのこと、図形の移動や規則性、推理をからめた問題を練習しておくと良いです。


 国語
 大問約5題という構成で、読解が中心です。文脈に沿った語句の意味、筆者や登場人物の心情、場面や出来事の読み取りなどが主な設問の内容です。
 解答形式は、選択式や本文からの抜き出しが多いですが、文章全体の流れをしっかりとつかみ、細やかに読みとっていく力が必要とされます。記述式では、内容を理解した上で自分の言葉でまとめる力が試されています。
 出題文はここ数年、随筆とほかのジャンルという組み合わせが多いです。学校オリジナルの作品が報告文と詩の問題として出題されることもあります。

 対策のポイントは、以下の3つです。
 ・抜き出し形式の問題に慣れる。
 ・空欄補充問題に慣れる。
 ・漢字・慣用句の問題に強くなる。

 まず、ある程度のボリュームのある長文に慣れ、最初にざっと読んで内容をつかめるようにしておくことが必要です。
 論説文では文と文のつながりや指示語の内容をおさえること、また、筆者の考えは何かということを常にはっきりととらえる力をつけることです。
 物語では人物の心情はそのセリフや様子の表現からつかみ取りましょう。
 詩などの鑑賞問題では、うたわれている情景や季節、たとえられているものなどが思い浮かべられるように、身近な作品に多く接しましょう。


 理科
 試験時問は30分で、問題数は大問が7題ほど。小問数にすると25題程度です。
 物理・化学・生物・地学の4分野から出題されていますが、物理分野からの出題がやや多い傾向があります。
 問題の難易度は標準的で、基本的な問題を中心に、幅広く出題されています。中には、思考力を問う問題も出題されているので、丸暗記的な知識だけではなく、原理もしっかりと理解しておく必要があります。問題数も多いので、どれだけミスを少なくできるかがポイントとなります。スピードに加えて、正確さが試される出題です。

 早期に基礎的な問題、特に教科書レベルは理解しておくことが重要です。また、標準的な問題集で繰り返し復習し、分野ごとのポイントとなる事項をまとめておきましょう。
 学習の方法としては、応用問題に取り掛かるよりも、標準的な問題集をしっかりこなして基礎を固め、次の段階として、さらに知識を深めていくようにするとよいです。


 社会
 大問数が3題、小問が30問前後で、記述式解答問題が多く、短文で記述させる問題も6題出題されており、しっかりとした知識と自分の言葉でまとめる力を問う入試になっ
ています。
 基本的な知識を問うものが多いのですが、地図や表・グラフ、歴史資料を用いた問題も多用され、単に言葉だけの知識では解答が難しいものも多いです。
 どの大問も資料や地形図、史料などをもとにして考えさせる問題となっており、深い思考力が求められます。

 対策のポイントは以下の通り。
 歴史:江戸幕府の対外政策を学習する。
 地理:日本各地の産業を調べてみる。
 政治:資料の内容をよく理解する。

 1つのテーマに関して、地図・グラフ・資料等を用いて分析させる傾向は完全に定着してます。地図帳・資料集などをチェックしながらの学習は必須です。さらに記述・論述の練習も不可欠です。
 地理では、都道府県名や地形などを確実に覚えておくことです。さらに農作物の産地、工業地帯・地域の分布などもおさえておきたいところです。
 歴史ではテーマごとの流れをつかみ、資料にしっかり目を通しておくことです。教科書で扱う用語については確実に覚えていくようにしましょう。

備考「キリスト教に基づく人間教育」を通し、社会と世界に貢献する人間の養成を目指している。礼拝や聖書など宗教関連の授業や行事もあり、国際交流やボランティア活動も盛ん。立教大のキャンパス内にあり、強い連携の下、小規模校ならではの家庭的な雰囲気がある。
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立教新座中学校

立教新座中学校
広大なキャンパスで伸び伸びと
交通東武東上線「志木」駅徒歩12分
JR武蔵野線「新座」駅徒歩20分、バス10分
公式HP
立教新座中学校・高等学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 大問数は6〜7題で標準的。
総小問数は20問前後と標準的です。
様々な分野から出題されて、バランスが取れた問題です。今までは特殊算のウェートがやや大きく、他の難関中学で頻出される規則性や場合の数、図形問題が若干少なめという印象でしたが、最近はその分野も少しずつ増加傾向にあるようです。
少なくとも1題は志木や考え方を書く問題が出題され、採点対象となるようです。

 出題範囲に限らず、塾の授業に合わせた漏れのない勉強が必要です。必ず途中の式や図を書いて解く癖をつけましょう。十分な基礎力を蓄えた上で、過去問などを使って演習に励むことです。

 国語
 長文読解問題2題で構成されています。記述問題もいくつか出題されます。その中には、自分の考えを100字以内で述べる作文、登場人物の心情を50字以内で説明するものなど、かなり本格的なものもあります。したがって、50分の試験時間の中で十分な力を発揮するために時間配分に注意する必要があります。知識問題は、小問でかかり受けや漢字の読み書きと書き取りなどが見られる程度です。兄弟校の立教池袋と比べると、記述問題のウェートを増した問題構成です。

 長文の読解力は一朝一夕で身につくものではありません。日々の読書が大切です。その際、以下の4点に注意しましょう。
 @ 「それ」「これ」などの指示語は何を指しているのかを考える。
 A 段落や場面の構成を考える。
 B 登場人物の性格と心情の変化に注意する。
 C 読めない漢字、意味のわからない言葉が出てきたら、すぐに辞典で調べる。
 また、過去問などで、出題の傾向になれておきましょう。

  理科
 大問数は4〜5題。総小問数は30問程度です。設問の難易度は平均よりやや高めです。
物理・化学・生物・地学の各分野からまんべんなく出題されています。実験・観察・観測をもとにした問題が多く、中途半端な勉強では得点できないように工夫されています。

 単元別にもれがないように勉強を進めることが大切です。細かい知識を暗記するだけでなく、実験の手順などをまとめて図示できるようになることを目指しましょう。問題集で演習を繰り返し、実力アップを目指す事です。その際、解答解説をすぐに頼らずに、じっくり考えてみる事が、実力を伸ばすコツです。

 社会
 大問は4題前後です。地理・歴史・公民の各分野から、ほぼ均等に出題されます。幅広い事柄を問う総合問題形式になっており、細かく専門的な事柄を問うものはあまり見られません。解答形式は、人物名・地名・語句の記入が大半を占めていて、1行程度の文章記述もみられます。試験時間30分で小問数が40題とやや多めですから、てきぱきと解き進める必要があります。

 標準的な問題ですから、ヤマを張るようなことはせず、万遍なく実力をつけていくことが必要です。
 問題集を使って、演習を繰り返すことです。単なる暗記だけでなく、分野別にまとめたり、年表を自分で作ってみたりする事が効果があります。
また、普段から新聞やTVで政治の動き、国際問題、社会問題などにも関心を持つことが大切です。
備考「キリスト教に基づく人間形成」を目標に掲げ、中高6年間で、心理の探求を目指し、謙虚な態度で学ぶこと、生徒の自主性を伸ばすと共に、他者を尊重する心を育む。広大なキャンパスに充実した教育施設を有し、生徒達はのびのびと勉強やクラブ活動に励んでいる。
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立教女学院中学校

立教女学院中学校
知的で品格のある人間を育てる
交通京王井の頭線「三鷹台」より徒歩3分
公式HP
立教女学院中学 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 始めに四則計算と短い文章題からなる計算小問があり、残りはいずれも応用問題という構成です。
 どの問題もよく練られていて、図やグラフが豊富に使われているのも特徴です。女子校としては構成の複雑さは際立っています。

 言うまでもなく、計算練習は最低条件です。また、概数、未知数、虫食い算など応用的なものも大切です。図形では求積問題を重点的に学習するとよいです。相似や対象などを含めた複合求積問題や、点の移動によって変化する長さや面積などを求める問題に慣れておくことが大切です。特殊算も例年出題されますので、よく出る速さと旅人算は重点的に学習しておきましょう。

 国語
 大問が2題、総設問数が15問前後です。場合によっては40分という時間は短く感じます。本文の文章がかなり長く、100字あるいは150字の論述式の解答があります。また、通常の設問に加えて知識問題もかなり見られ、多彩な設問となっています。

 月並みな対策ですが、数多くの文章に接して文章読解のセンスを高めておく事です。分からない文字や意味はその場で辞書などを活用して理解を深めていくような癖をつけましょう。

 理科
 「生物と環境」「物質と変化」「運動とエネルギー」「地球と宇宙」の各分野からもれなく出題されています。
理科の問題にしては読解力が必要な問題で、長文を読んで内容を整理できない人にとってはつらい問題です。

 広い範囲の学習が必要ですが、難問というほどのものはなく、必要な知識が問題文中に織り込まれている場合もあります。基本的なことを抑えつつ、単なる知識だけではなく、現象を常に関心を持って観察、実験を行い「何故?」という姿勢を持って学習する姿勢が大切です。

 社会
 例年の特徴が大きく3点あり、@地理・歴史・政治の3分野のうちの1つは世界とのつながりを持たせている、A細かく的を絞る場合と幅広い範囲から問われる場合とがある、Bグラフや地図、資料などが多用されるという傾向が挙げられます。3分野にまたがる融合問題もたまに見られるので、 細切れの暗記だけをしてきた人は苦しみます。

 広く浅く暗記するのではなく、基本事項を深く掘り下げて理解する事です。歴史では年表や資料を活用して自分なりにまとめておきましょう。地理でも日本と世界の関わりを常に地図を参照して位置関係や距離も掴んでおく事です。新聞の一面に出てくるニュースなどにも絶えず注意しておきましょう。
備考2学期制、週5日制。毎日の礼拝と週1時間の聖書の授業があり、人間性を豊かに養う教育活動を行っています。一定の要件を満たせば希望者は全員立教大学へ進学できます。同時に他大学受験生を支援する体制も整えています。
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