武蔵中学校

武蔵中学校
自由でアカデミックな伝統ある男子御三家
交通西武池袋線「江古田」駅下車徒歩7分
西武有楽町線「新桜台」駅下車徒歩7分
都営大江戸線「新江古田」駅下車徒歩7分
公式HP
武蔵高等学校中学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 例年、大間が3〜4題、ほぼすベてが応用問題として出されています。設問数は6〜10問と、年によってまちまちですが、少ないときには問題のレベルが高くなっており、
内容の濃いことに変わりはありません。新傾向の問題もだされることもあります。
 解答形式は、それぞれの問題文の下にかなりの余白があり、そこに式と答えを書かせるようになっています。答えだけではなく式も書かせるところに、思考力や問題を解く過程を重視する基本姿勢が見られます。内容的には難問というよりは、推理力、思考力、判断力などを見ようとしている点に特徴があります。したがって、問題数が少ないといっても時間的には余裕があるとは決していえません。
 分野別では、数の性質、割合、図形、特殊算の各分野から均等に出されています。計算問題はほとんど顔を見せず、出されても1問だけ(しかも複雑)です。数の性質からは、数の範囲、約数と倍数の応用、場合の数などに、新傾向の問題が登場しています。図形では、図形の性質と面積・体積・相似比などを組み合わせた問題が目立ちますが、レべルは標準的といってよいでしょう。特殊算は、旅人算、流水算、過不足、差集め算などがとり上げられています。
 一見すると、とっつきにくそうに見えますが、実際に解いてみると各分野の基本的な考え方を組み合わせ、よく練り上げた問題であることに気づきます。難問というより、推理力・思考力・判断力を重視する応用問題といえます。
 しかし、他方、最終的な解答を出させる前にいくつかの式がからんでいて混乱しがちな問題や、解き方そのものが高度で、とのように解いてよいのか見当のつかない問題が多いことも事実で、その意昧では、難問ぞろいともいえそうです。
 
 すべて応用問題で、しかも新顧向のものもふくまれていることに特徴がありますが、だからといって特別な考え方があるわけではなく、やはり各分野ごとに基本的な問題をくり返しやることです。計算については計算の早さと正確さの2点をつねに念頭において練習をくり返してみて
ください。
 それができたら、なるベく総合的な応用問題を選んで、あせらず自分一人の力で解いてみてください。わからないからといってすぐ人に聞いたり、答えを見たりしていては、いくら問題をやっても力はつきません。それに似た問題はなかったか、応用できる考え方はないかをよく考えてみて、自分のできるところまでノートに書きながら解
いてみましよう。次にヒントを見て、それでも解けなかったら最後に答えを見るのです。そして、答えだけでなく、その答えにいたるまでの考え方を自分のノートと比ベて検討してください。さらに別の解き方がないかを考えてみることも重要です。
 ひたすら問題をたくさんこなすだけではダメです。こうしたやり方で、一問一問を大事にして、じっくり考える力を養うことがいちばん大切なことです。
 最後に、試験が始まってからの心がけをのべておきます。本校のように難問ぞろいで、かつ新傾向の問題もふくまれている場合は、まず全問に目を通し、自分の得意と
する分野の問題から解き始めていってください。また、それもいきなりやるのではなく・よく検討し見通しをたててから順序よく解いていくことです。なお、簡単に答えが導き出せなくとも、時間のある限りねばり強く考えることも大切です。その際、考えの筋道がわかるように式や計算は残しておくこともお忘れなく。


 国語
 試験時間は50分。例年長文読解問題が1題のみで、それに応じて設問数もおよそ7〜8問と少なくなっています。
解答方法はほぼ記述式で、それも字数制限がなく、100字以上は書けると思われる余白が解答用紙にそれぞれ作られていて、そこに自由に書かせるようになっています。
 長文の種類は、小説・物語文、随筆文・伝記に類するものばかりで、論説・説明文や韻文(詩など)は見あたりません。したがって、設問も、登場人物の心情・行動・性格
・発言などに対する理解や共感、文学的な表現に対する理解に主限がおかれています。
 中心となる出題文は非常に長く、問題用紙にして4枚前後もあります。これは数ある私立中学入試問題の中でも、もっとも長い部類に入ります。試験時間を考えると読み返すのは難しいので、1回読み通しただけで内容を把握しなくてはなりません。内容的にも高度で、中学生程度の読解力を必要とするものばかりです、設問数はそれほ
ど多くはありませんが、登場人物の心情・行動・性格・発言について、「なぜ・・したか」というっっこんだ形の設問が大多数を占めています。それに対して、適切に自分の考えを記述するのですから、かなりの読解力と文章力が要求されているといえるでしよう。
 設問別に見ると、文章の細部を把握するのが中心で、要約・要旨など文章全体をまとめるようなものはほとんど見かけませんし、作文・感想文といったたぐいは出されていません。ほかに、ことわざ・慣用句の成り立ち、漢字の書き取りがまれに顔を見せる程度で、あくまで出題文に関する部分的な問いに、適当な字数で的確に答えさせるというものです。
受験生の真の思考考力・表現力をためそうとする問題といってよいでしょう。

 長文読解問題への具体的な対策を述べます。
 まず、“読む力"をつけるためには、物語・小説・随筆・伝記・童話などなんでもよいですから、自分の読みたいと思うものをどんどん読んでいってください。慣れないうちは短いものでもかまいません。とにかく、1冊1冊を読み通すくせをつけてください。ただし、読みっぱなしにするだけでは深く読む力はつきません。そこで特におもしろかったものを選んで、次のような作業をしてください。
どんな人物が出てきたか、どこがおもしろかったか、あらすじはどういうふうになっていたか、どんなことを感じたかなどを整理して書き出してみましょう。
 それと並行して、“書くカ”をつける勉強もしなくてはなりません。読んでおもしろかった本について、原稿用紙1枚くらいでかまいませんから、感想文を書いたり、あらすじをまとめてみましょう。日記や手紙を書くのもよいと思います。ただ、入試問題の場合、つっこんだ設問が多いので、それに対する適切な解答を書くためには、相当な表現力が要求されます。まず文脈や心情の流れをしっかりつかみ、次に自分の考えや感想をふまえて全体を整理し、その上で文章を書くようにすることが大切です。うま
く書く必要はありません。要は自分の頭でまとめたことがらを、正確に相手に文章で伝えられるかどうかということです。


  理科
 例年、大問が3題程度出されています。問題数はかなりばらつきがありますが、最近は6〜10問程度に落ちついてきているようです。解答形式は、例年は記述式中心で
すが、最近は記号選択式の問題が増えたのにともない、記述がやや短くなっており、出題傾向に変化が見られます。
 内容的には、実験や観察にもとづくものがほとんどで、基本的な観察力・思考力・分析力に重点をおいた出題となっています。実験や観察をもとにして、事象を正確にと
らえ分析し、その結果を適切に記述するといった、総合的な理科の力が要求されています。
 たとえば、実際の受験では、試験用紙の上に書かれた問題を考えさせるだけでなく、実際に試験場において“実物”を観察させたり操作させたりするユニークな問題が出されます。そして、その結果を記述させたり考察させたりします。そのとき出される“実物”は身近にあるもので、操作も単純なものです。しかし、その背景には、同常的な
事象に対して、実際にどれだけ深く正確な科学的考察ができるかためそうとする出題意図があることを見のがしてはなりません。そういう意味では、基本的でありながら
非常に高度な内容をもった出題であるといえます。
 分野別では、「物質とエネルギー」が中心となっています。しかし、分野別の問題や単なる知識を問う問題はほとんど出されません。ある事象に対して、あらゆる角度からすべての知識を総動員して考えていくというのが本校の問題の特徴です。

 上にのベたように、ほかに類を見ないユニークなものであり、今後もその傾向は続くものと考えられます。
 今後の対策としては、何よりも実験や観察を行い、その
結果を正確にとらえて分析し、それを簡潔に記述する力をつける必要があります。受験一般の細かい知識やテクニックはそれほど役に立ちません。ほかの学校も受験しなければならないみなさんには、細かい知識やテクニックは不可欠かもしれませんが、実は、これらを身につけるためにも、武蔵で求められている観察力・考察カが必要
のです。
 しかし、こうした観察力・考察力・記述力といったものは、すぐに身につくというわけにはいきません。まずは、学校での実験や観察を大事にすることから始めましょう。自分で実際に観察したり操作したりすることが大切です。そして、その結果を必ずノートに整理し、考えを深めるのです。
 疑問に思ったこと、よくわからないことは、先生に質問したり友達と話し合ってみましょう。授業だけでなく、理科のクラブに入って、自分が興味をもった問題を研究テーマにして、実験・観察・考察を行うのも一つの方法です。授業よりさらに深い勉強ができると思います。研究の結果はレポートにまとめるとよいでしょう。
 あるいはまた、理科に関する本や雑誌をたくさん読んでみるという方法もあります。また、新聞・テレビの科学番組を見ることも勉強になります。それは、自分の知らな
い生物や物質や天体の様子を知ることができたり、科学と人間や社会との関係についても学ぶことができるからです。
 こうした勉強はすぐに成果の得られるものではありませんが、根気よく楽しみながら続けていけば、きっと本当の力がついてくるはずです。その力を土台にして、他校の
受験に必要な知識を身につけていけば、それらは決して“根無し草”ではない、確かなものとなるでしょう。


 社会
 例年1題の出題で、設問数は5問前後と、それほど問題は多くありません。解答形式は、なんといっても字数制限なしの論述式に特徴があります。内容は各分野にまたが
るような総合問題ではなく、ある一つの分野のテーマにしぼり、それについてさまざまな角度から考察させ、その結果を記述させるという他校では類を見ないものであり、出題者が受験生に要求していること、またためそうとしている能力もほかの多くの私立中学とはかなりちがいます。
 例をあげるなら、15年度はカレンダーのない生活を想像したうえで、わたしたちにとって暦とは何かを考えさせ、12年度は家庭や社会の中での男性の役割について思うところを書かせています。
 日本歴史では、政治史・文化史・産業史・人物史に関するものが多く、単なる知誠よりも時代の流れをつかむ力、各時代ごとの断片的な知誠よりも、政治・文化・産業・人物などの歴史的な流れをおさえる力が重視されています。歴史的なことがらや年代を覚えるよりも、年表・史料を読む力、歴史的なことがらの内容を理解してその原因
をさぐり、ほかのことがらと比較しつつその後の展開を考える、そうした歴史的思考力が問われているのです。
 地理では、地図や世界地理に関する問題がよく出題され、単なる記憶力では歯が立たないようになっています。 
 政治では、憲法、特に三権分立のしくみなどをめぐって、基本的ながら総合的な問題が出ることがあります。
 いずれにせよ、知識の量よりも、思考力・記述力を重視した問題で、一つの分野の、わりとせまいテーマに的をしぼっている点に本校の特色があるといえるでしょう。

 まずいえることは、第一に、細かい知誠や受験テクニックを身につけるよりも、各分野ごとに知識を系統的に整理し、知畿のつながりや流れをしっかり把握することで
す。第二に、文章記述力をつけることです。
 日本歴史では、歴史の流れ・時代の流れを正しくつかむと同時に、各時代の特色をしっかりとおさえることが必要です。次に、各時代ごとの断片的な知識を政治・文化
・産業・外交・人物というふうに、たてわりにしてつないでみることも重要です。たとえば、日本の農業の発達について、稲作伝来、二毛作の発達、新田の開発、農業技
術の発達というふうに、その内容と歴史的な流れをつかむようにするのです。また、ひとつひとつの歴史的なことがらについて、その内容・原因・結果などの理解を深め
ていくことも大切です。たとえば、大化の改新とはどういう事件で、なぜ起きたのか、その結果どのようなことになったのかを考えてみるのです。これらは小学生にとってはきつい作業ですが、この作業は社会の実力をつけるのに必要なことなのです。
 地理では、地図帳を活用し日本全域とアジアの国々を重点的に勉強しておくとよいでしょう。
 政治では、憲法・三権分立・地方自治などの基本的な制度、民主主義・社会主義などの基本的な政治思想について、つっこんだ勉強をする必要があります。このほか、国際政治・選挙・貿易問題・環境問題など、新聞やテレビを通じて入ってくる時事問題に関心を持ち、わからない点は調べておくことです。
 
備考
09年入試より社会・理科の配点を60点とし、試験時間を各40分とする。
「自調自考」それぞれの個性を尊重。関心ある世界に深く入り込めるマイペース向きといわれる。
国際人を見据え、海外研修や留学にも積極的。

[大学合格実績だけで学校を判断するのはさびしい。総数だけで判断するのはいけない風潮であり、日本の教育を誤らせる。数字だけではなく、ほかにも見るところがあり、どのような教育をしているかが大切]という方針。
そのため、大学への”合格数”は発表しておらず、”進学数”のみ発表している。
過去問
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明治大学付属中野中学校

明治大学付属中野中学校
質実剛毅・協同自治の男子校
交通JR総武線・都営大江戸線 東中野駅下車 徒歩5分
公式HP
明治大学付属 中野中学・高等学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 一般的な進学塾の指導内容から外れるような、変わった問題は出されません。授業の予習・復習と宿題を基本にした受験勉強で対応できるでしょう。問題練習は標準問題を中心に、図形の問題だけは上級レベルまでやっておくとなお良いです。本番では比較的易しい前半の問題でミスをしないように計算のチェックをしながら解いていくことが必要です。小6の10月以降は過去問を解いて問題内容と問題文に慣れていきましょう。

 国語
 読解は説明文や随筆文から多く出され、設問には語句の問題も含まれています。以前は難しい内容の文章がよく出され、また設問の言葉もかなり難しく、合格点が極端に低くなることもありました。しかし、最近は抜き書きや選択の設問が考えやすい内容に変わってきています。

  配点の大きい漢字・語句の力を付けることが最初の課題です。塾で使う教材でなくとも、使いやすい問題集を準備して練習するのがよいです。読解は塾のテキストや問題集、模擬テストなどで多くの問題を解き選択肢の選び方や抜き書きのコツをつかみましょう。過去問の研究は小6の11月頃から始め、時間配分や解答順序を考えたり、設問の特徴に慣れることが必要です。

 理科
 大問は物理・化学・生物・地学の分野別の出題です。実験・観察に関連して基本的な知識問題が出されることが多いです。ただし、各分野から2単元以上出され、また参考書や問題集に取り上げられていない内容であることもあります。偏りなく勉強している生徒には有利です。
 
 塾の授業に合わせて復習や問題練習に取り組むことです。独特な問題に備えて新聞や雑誌の特集を読んでおくことも必要です。問題集は基本から標準問題を繰り返し解き、よく出される問題でミスをしないようにすることが肝要です。また小6の11月頃から過去問に取り組み問題形式に慣れておくことも大切です。

 社会
 大問は地理・歴史・公民の分野別のものに加え、総合問題や時事問題なども出されます。設問は基礎的な知識を問うものが多いのですが、選択式でないものも多いのでより正確な知識が要求されます。また時事問題などでは、テキストにない世界地理の知識などが問われることもあります。問題が少ないわりに範囲が広いです。

  塾の授業と問題練習で基礎知識を整理していくのが良いでしょう。問題を解いた後で、知らなかったことがらを書き抜いて暗記ノートを作り、確認しながら覚えていくと効率的である。時事問題などは普段から世の中の出来事に関心を持ち、テレビや新聞でニュースや特集を見ているとよいでしょう。
過去問
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明治大学附属中野八王子中学校

明治大学附属中野八王子中学校
環境に恵まれた明治大学附属の共学校
交通★JR中央線八王子駅北口6番乗り場、または京王八王子駅3番乗り場より西東京バス(サマーランド行き・秋川駅行き・武蔵五日市駅行き約35分)にて「上戸吹」バス停下車徒歩10分
★JR五日市線秋川駅北口より 西東京バス(京王八王子行き約10分)にて「上戸吹」バス停下車徒歩10分
公式HP
明大中野八王子中学校 公式ページ
傾向と
対策

入試問題 出題方針 公式HPより

国語
 国語力は全ての勉強の基本であるとの考えに基づき、入学希望者が総合的に国語力を身につけているかを問う問題を出題します。
 長文の分量は多く、内容も多少高度なものもあります。指示語言い換え・要旨の把握・心情の変化・語句の意味などについて選択肢の中から選んだり、文中から抜き出したりする設問を中心に出題しています。
漢字の読み書き・慣用表現についての基礎知識も尋ねています。

ワンポイントアドバイス
1.)本校の過去の入試問題の出題傾向を研究してください。
2.)2000〜3000字の文章を読みこなす読解力をつけましょう。
3.)小問は30問前後です。


算数
 小学校で学習する全範囲の中から、計算力と思考力の両面が身に付いているかという観点で出題します。
具体的には、以下の問題構成になっています。
1.)基本問題・・・数量や図形に関する基礎的な知識を問う問題
2.)応用問題・・・順序立てて考える思考力を問う問題

ワンポイントアドバイス
1.)1日1題計算問題を解きましょう。
2.)文章題では、「何が問われているか」を的確につかみましょう。
3.)当日のテストでは、必ず見直しましょう。


理科
 生物、物理、化学、地学の4分野から出題します。基礎知識を問う問題・科学的思考力を問う問題・数的処理を問う問題・実験や観察に関する問題など幅広く出題します。
 試験時間は30分です。解答方式は記述式・選択式の両方を考えています。

社会
 小学生として身につけておくべき基礎的な内容を中心に出題します。歴史・地理・公民をまんべんなく勉強することと、時事問題等にも注意をしておくことが必要です。各分野とも、身近な事柄に興味を持ち、基礎的な知識をしっかりと持つよう心がけて下さい。とくに難解な問題はありませんので、実際に問題を解く際には一問一問を確実に解いていくことが大切です。


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明治大学附属明治中学校

明治大学附属明治中学校
2008年 調布市に移転、共学化で注目の附属校
交通京王線調布駅よりバス約10分
中央線三鷹駅よりバス約20分
※スクールバスあり
公式HP
明大明治中学校 公式ページ
傾向と
対策

※入試問題 出題方針 公式HPより

本校の入学試験は国語、算数、理科、社会の順番に行なわれ、基礎知識に加え、思考力・表現力を見る問題が数多く出題されます。2008年度入試以降もこの基本方針に変更はありません。

国語
 国語では読解力や表現力を見る作問を行なっております。例年、説明文を中心にした長文問題を出題しています。長文問題では速読速解の力が求められていますので、文章に読み慣れておく必要があります。
 また、これらの問題では読解力を見るだけでなく、要旨・主題・説明などを記述の形式で答えてもらい、表現力も見ています。文中のキーワードに注意して、自分の言葉を加えながら的確にまとめていきましょう。
 字数制限のある問題では、句読点も字数に含み、制限字数の8割以上は書くようにして下さい。問題文をよく読み、「何をきかれているのか」をよく考えて答えてください。
 部分点も見ていますが、ピントがずれていると得点にはなりません。また、記述問題中の誤字脱字にも十分気をつけて下さい。句点のないものも減点対象になります。
 漢字は例年10問出題され、1問2点なので、意外と得点の差がついています。また、漢字の問題では画数やバランスの乱れがあった場合は不正解になりますので、ていねいに書いてください。
 語句に関する知識問題も例年出題しています。日頃から辞書をこまめに使ったり、正しい日本語を使う習慣をつけておいてください。

算数
 算数では受験生の計算力だけでなく、思考力を見る作問を行なっています。
 1は解答のみを記入する1行問題で、例年5つの問いが出題されています。1つの問いの配点(7?8点)が高く、合否を分ける問題になっていますので、慎重に解いてください。
 2から5までの問題は必ず、「式と考え方」を書いて下さい。これは途中経過を見ることで、受験生の考え方を見ていこうという主旨で行なわれています。
 解答が不正解でも途中経過が正しければ、部分点が出ることもあります。「式と考え方」では、線分図や面積図、場合によっては方程式を使って説明していただいてもかまいません。
 それぞれの問題にはレベルに差がありますので、難度が高い問題に時間をかけ過ぎず、解ける問題をケアレスミスなく解けるよう、時間配分に十分注意して下さい。
 また、計算ミスで合否を分けることも多々ありますので、検算する時間を残しておくことをお薦めします。また、本校では入学後に計算検定を実施するなど計算力を重視しています。たかが計算と思わず日頃から練習するように心がけてください。

理科
 理科では基礎知識だけでなく、思考力をみる作問をしています。物理・化学・生物・地学の各分野よりバランスよく出題しています。テレビや本を活用したり、実生活の中でも、自然科学への関心を持つように努めてください。「なぜ?」と思う気持ちが理科の学習には一番大切です。さまざま知識は持っているだけでなく、整理し使えるようにしてください。また、実験・観察は「結果がこうなる」と覚えるだけでなく、結果からわかることを考察できるようにしてください。
 そういうわけで本校では、実験や観察をベースにグラフを読みとる問題、作図問題、計算問題、記述問題を出題しています。

社会
 社会では基礎知識を問うものや思考力・問題解決力などを問う問題に大別することができます。地理、歴史、公民からほぼ均等に出題され、地理と歴史の融合問題も出題しています。一見難しそうに見えても、基礎知識がきちんと備わっていればできる問題が大半です。
 時事問題の出題もありますので、テレビや新聞などで、できるだけニュースなどに関心を持つことをお薦めします。
 また、思考力を試すため、教科書等で直接習っていないことをその場で考えさせる問題も出題しています。仮に知らなくても、資料や本文、地図などにヒントが隠されていますので、問題をよく読んで解答してください。
 また、漢字指定の問題はもちろんですが、それ以外の問題でも原則として小学校の教科書で漢字表記となっている人名、地名、できごとなどの用語は、漢字で答えてください。


備考08年より共学化し、調布市へ移転した。
希望すれば併設大学に進学できるが、国公立に限り被内部推薦権を保持したまま他大学受験が可能。
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