大妻中野中学校

大妻中野中学校
学力向上、躾の徹底、豊かな情操の調和を育む
交通JR中央線 東京メトロ東西線 中野駅 徒歩10分
西武新宿線 新井薬師前駅 徒歩8分
公式HP
大妻中野中学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数

  大問数は5〜8問あり、設問数は16問と一定ですから、問題量としては標準的で余裕をもって取り組めます。問題の構成をみると、始めの大問では、計算問題と1、2行程度の文章題が6問あり、2題め以降が応用問題となっております。
  応用問題は、立体図形の展開図、回転体の体積、平面図形の移動した長さや面積・移動に必要な時間、水量の変化とグラフといったように、一つの単元の知識だけでは解けないような内容になっているのが特徴です。特殊算からは年令算、つるかめ算、相当算、周期算などが取り上げれております。
 全体的に、幅広く基礎力を試す問題になっている印象を受けます。

 対策として、まずは正確で素早く解ける計算力を身につけることです。毎日欠かさず練習し、ミスをしたら必ずどこで間違えたのかを分析するようにしましょう。
 基本的な問題の出題が殆どなので、それぞれの分野の基本パターンを確実に身につけ、過去問やその類題を中心に実践的な問題演習に取り組みましょう。
 なるべく解答解説に頼らずに、自分の力で根気よく取り組むことが大切です。


 国語

 読解問題2題で構成されており、漢字の読みと書き取りやことばの知識問題は読解問題の小問としてだされます。総設問数は20問前後で、試験時間の50分に相応した量ですから、時間不足になることはないでしょう。
 解答形式は記号の選択が中心ですが、なかには適語・適文の書き抜きや記述もみられます。
 文章のジャンルは、論説・説明文が1題、小説・物語文または随筆文が1題という組み合わせとなっています。また、小説・物語文では、主人公が小学生もしくはそれに近い年令で親しみやすい文章になっていますし、論説・説明文や随筆文でも、小学生が興味・関心を持ちやすい話題が取り上げられていますから、読みやすいはずです。
 設問の難易度は素直で標準的なものが多く、知識問題を含めて小学生の能力を超える設問はありません。文章を限られた時間で読み取る力と、漢字を含む一定の知識、つまりバランスの取れた国語力が必要であると言えるでしょう。


 理科

 大問数は3〜5題、解答記入箇所は15前後あります。解答形式は記号の選択が大半を占めており、適語記入や計算が少しあります。
 単年度でみると、出題分野が偏る傾向がみられます。
 問題のレベルは標準的で、時間内に一通り解き終えることができるでしょう。
 各分野とも、実験・観察・観測をもとにした問題が多いです。

 単年度では偏りがあるものの、各年度を通してみると各分野からまんべんなく出題されています。日頃の学習の中で、基本的な事柄を着実におさえ、偏りのない勉強を心掛けてください。


 社会

 17年度から試験時間が30分に変更されました。解答記入箇所は30〜40題ほどです。解答形式は記号の選択が中心ですが、漢字指定の適語記入や論述問題がだされることもあり、注意が必要です。
 それぞれの分野の幅広い知識とともに、かなりつっこんだ時事問題も出題されることがありますので、基礎固めをしっかりしつつ、時事問題集などで十分な対策をしておくべきです。
備考 
過去問
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大妻多摩中学校

大妻多摩中学校
一人ひとりの夢の実現を応援する
交通小田急多摩線唐木田駅より徒歩7分
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傾向と
対策

 算数
 試験時間は60分大問数は7〜8題です。はじめの1題は四則演算と諸単位の計算など、次の1題が小問集合題、それ以降が応用問題という構成です。
 注目すべきは、@平面図形・立体図形に限らず、点の移動による面積・体積の変化を求める問題が良く出されること。A容器に水を注いでいき、水深の変化や体積をグラフをもとに解かせるものが好んで取上げられること。B規則性に関する問題がよく出されることです。
 
  複雑なものはあまりなく、全範囲にわたり幅広い分野基礎知識が要求されるので、全ての分野を対象に基本的な考え方を一つ一つマスターしていきましょう。計算力を毎日の計算の積み重ねの中で鍛えると共に、過去問や類題を数多くこなして自信をつけておくことです。


 国語
 試験時間は60分。大問2題の読解問題が中心です。年度により漢字や言葉の決まりなどの知識問題が加わるという構成です。
設問数が30〜40問で、解答記入箇所が40〜50もあり、かなり忙しい試験といえます。時間配分に十分注意しましょう。
 文章読解で取上げられる問題はバラエティーに富んでおり、あらゆる文章から登場人物の気持ちや解釈・筆者の主張など情操面を問う問題が中心です。さらに語句の意味と用法、漢字や熟語、修飾関係、慣用句、ことわざ、品詞の識別と用法など知識を問う問題も多いです。
  難易度は素直で標準的なものが多く、あるレベル以上になれば解ける問題が殆どのオーソドックスな出題です。

 やはり読解力は読書が一番です。読みながらメモをとり、物語文なら、話のあらすじ、登場人物とその性格、心情など、説明文なら話題、説明の要約など書く癖をつけると、読解力や論理力の養成に役立ちます。但し一朝一夕に身につくものではありませんので、日頃からの地道な積み重ねが大切です。
 問題集にも取り組み基本的な事柄を定着させておきましょう。

 理科
 大問数は4〜5題、解答記入箇所は20前後です。試験時間は社会と合わせて60分ですが、傾向として社会の方が量が多いので、約20〜25分で解き終えるくらいのペースが良いでしょう。解答形式はほとんどが記号選択式ですが、計算結果や簡単な用語こ書かせる問題もあります。。
 込み入ったものはありませんので、一通り学習を積んだ受験生なら余裕を持って取り組めるでしょう。
 
 各分野の基礎知識を早いうちに万遍なく学習し、その上で問題集や過去問で演習を繰り返し実力アップを目指しましょう。日頃からの探究心を持ちつづけることが大切です。問題演習を通して問題に慣れると共に、間違えたところや気になったところを納得するまで調べる事が大切です。

 社会
 大問数は5題程度、解答記入箇所は30問程度です。理科と合わせて60分ですが、社会に当てられる時間は約30分と考えてよいでしょう。記号の選択と適語の記入が殆どで、いわゆる記述式は理由などを一文で答えさせる程度です。
地理と歴史のウェートが高く、政治分野からの出題はそれらの約半分です。難度も標準的で、幅広い知識を見ようという意図がうかがえます。

 とにかく基礎固めをする事です。教科書のほか、説明が丁寧な参考書を選び、しっかりと身につけましょう。漢字指定での適語記入問題もありますので、重要な語句はきちんと漢字で書けるようにしておくことも大切です。
歴史では年表や資料を活用して自分なりにまとめておきましょう。地理でも日本と世界の関わりを常に地図を参照して位置関係や距離も掴んでおく事です。政治では日本国憲法の基本的な内容、特に政治の仕組みを中心に勉強しておくと共に、時事問題に対応するためにも新聞の一面に出てくるニュースなどにも絶えず注意しておきましょう。
備考
過去問
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大妻中学校

大妻中学校
深い知性と気高い品性を育て、夢を実現させる
交通地下鉄半蔵門線 半蔵門駅 5番出口より徒歩5分
公式HP
大妻中学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 大問数は10題前後。1題は小問集合題で、残りはいずれも応用問題という構成です。
 内容は計算や小問に限らず応用問題にも手の込んだものはなく、50分の試験時間で十分対応できるでしょう。

 幅広い分野から数多くの問題が出されていますので、全ての分野を対象に基本的な考え方を一つ一つマスターしていきましょう。計算力を毎日の計算の積み重ねの中で鍛えると共に、過去問や類題を数多くこなして自信をつけておくことです。解答用紙には式を記入するようになっていますので、途中式を順序良く書く癖をつけるようにしておきましょう。

 国語
 大問が3〜4題のうち、2〜3題は読解問題です。年度により漢字や言葉の決まりなどの知識問題が1〜2題加わるという構成です。
 文章読解で取上げられる問題はバラエティーに富んでおり、あらゆる文章から登場人物の気持ちや解釈・筆者の主張など情操面を問う問題が中心ですが、さらに語句の意味と用法、漢字や熟語、修飾関係、慣用句、ことわざ、品詞の識別と用法など知識を問う問題も多いです。
 記述は本文からの書き抜き程度で本格的なものは見当たりません。

 やはり読解力は読書が一番です。読みながらメモをとり、物語文なら、話のあらすじ、登場人物とその性格、心情など、説明文なら話題、説明の要約など書く癖をつけると、読解力や論理力の養成に役立ちます。
 問題集にも取り組み基本的な事柄を定着させておきましょう。

 理科
 試験時間は30分、大問数は4題、解答記入箇所は25前後で、約半分が記号選択式、残りが適語などの記入式というのが平均的なパターンです。
 込み入ったものはありませんので、一通り学習を積んだ受験生なら余裕を持って取り組めるでしょう。
 
 知識だけで答えられる問題は少なく、実験・観察・観測の結果を総合的に分析して、筋道を立てて思考していく必要がある問題が多いので、付け焼刃の知識ではなく、日頃からの探究心を持ちつづけることが大切です。問題演習を通して問題に慣れると共に、間違えたところや気になったところを納得するまで調べる事が大切です。

 社会
 大問数は3題で、総小問数は30問程度です。記号の選択と適語の記入が殆どで、いわゆる記述式は理由などを一文で答えさせる程度です。試験時間は30分で、時間的にスピードが要求される試験です。難度も標準的で、幅広い知識と素早い判断力を見ようという意図がうかがえます。

 とにかく基礎固めをする事です。教科書のほか、説明が丁寧な参考書を選び、しっかりと身につけましょう。漢字指定での適語記入問題もありますので、重要な語句はきちんと漢字で書けるようにしておくことも大切です。
歴史では年表や資料を活用して自分なりにまとめておきましょう。地理でも日本と世界の関わりを常に地図を参照して位置関係や距離も掴んでおく事です。政治では日本国憲法の基本的な内容、特に政治の仕組みを中心に勉強しておくと共に、時事問題に対応するためにも新聞の一面に出てくるニュースなどにも絶えず注意しておきましょう。
備考
過去問
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桜蔭中学校

桜蔭中学校
東大合格率女子No1  女子御三家最難関
交通JR総武線 水道橋駅 徒歩約5分
地下鉄都営三田線 水道橋駅 徒歩約3分
公式HP
桜蔭学園 公式ページ
傾向と
対策

学習量が多く、処理力がとても高く、4科のバランスの取れた学力の生徒に有利です。

 算数
  ほとんどが式や考え方も答える設問です。男子難関校に近い内容や形式の出題がされます。
 試行錯誤をしながら解く問題が多いです。

 男子難関校などの、解答過程を式だけではなく図や表でも書くように要求される問題を練習すると良いでしょう。特に数や図形を使って考える条件整理の問題、移動の様子をグラフに表して解く速さの問題、複雑な立体について考える問題を数多く解くことが必要です。過去問はそのまま使うよりは、大問を単元別に分類して練習するとよいでしょう。


 国語
 小説文と随筆文が出されることが多いです。記述の問題も多く出され、実力がきちんと反映される出題です。

 問題を速読し、読み終わった直後に文章内容を説明するような練習が大切です。また、問題練習では記述が多い男子難関校の問題、特に開成・麻布・駒東・海城の過去問などを選んでやると良いでしょう。本文中の内容や出題者の意図を考えて、独りよがりにならない記述を心がけて下さい。そのために必ず他人に作った解答を読んでもらい、チェックを受けることが必要です。


 理科
 実験や観察について得られた結果を比較して考察するような出題が多いです。
 
 まず重要事項を正確に覚えることが大切です。まとめノートなどを作成して、繰り返しチェックテストを行い、語句だけでなくその意味も正しく覚えるようにしましょう。実験・観察の問題以外は過去問があまり参考にならない場合も考えられるので、どのような出題になっても慌てないように他の男女難関校の問題を多く解いて慣れると良いでしょう。

備考「学べや学べ、やよ学べ」
質・量ともにレベルが高い授業についていくには、自分で学習する姿勢が必要です。
東大への進学率が2〜3割を示し、女子では名実ともにナンバー1の進学校です。国立大医学部など理科系への進学者も多く、他の女子校とは様子が異なっています。
中学・高2で礼法の授業があります。
過去問
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穎明館中学校

穎明館中学校
リーダー育成を目指す多摩地区の有望な共学進学校
交通JR中央線・京王高尾線 高尾駅下車(南口)
京王バスB番乗り場(急行バスはA番乗り場)
館ヶ丘団地行き 「穎明館前」バス停下車すぐ
公式HP
穎明館中学・高等学校 公式ページ
傾向と
対策

  ここ数年で受験生の学力レベルが大きく上昇しており、問題もそれに応じて難しくなってきました。
 全科ともよく練られた問題で、難度も高く、基本事項をしっかり定着させた上で、より応用的な問題に普段から取り組んでおく必要があります。
 
 算数
 ここ数年、応用問題のウェートが次第に高まり、主に思考力を試す試験になってきています。
平成16年度には、試験時間が60分から50分に減少し、集合題の中から単純な計算問題が姿を消しました。試験時間には余裕がないと言えそうです。
5題ほどある応用問題から、次の3つが良く出されますので、ある程度的を絞った対策が出来ます。
@ 場合の数や規則性に関するもの・・カードの並べ方、数の組み合わせなど、よく見かけるものや、図形や特殊算と絡める問題
A 平面図形や立体図形・・相似比を利用して、面積や辺の長さなどを答えさせるものが多い。また、図形の構成や立体の切断、展開図、体積比など。
B 特殊算・・つるかめ算、倍数算、周期算、旅人算、ニュートン算、方陣算など。
 これらのほかに、2量の関係、約束記号、数の性質、食塩水の濃度などが出題されます。

 難問攻略が不要とは言いませんが、それよりも平易な問題を正確に且つスピーディーに解く訓練を積んでおきましょう。

 国語
 このところ、読解問題2題の形式が続いています。出典は小説、説明文などが中心です。設問内容は多岐にわたっていますが、問題自体は基本的なものばかりです。解答形式は、選択式と記述式がほぼ4:6くらいの割合です。もっとも記述も問題文からの抜き出しや、それを多少アレンジする程度のものです。

 素直な良問が多い分、合格点が高くなります。1点が勝負の分かれ目となります。基本的な知識事項は確実に身につけておきましょう。

 理科
 大問数は4〜6題、小問数は30問前後です。各分野万遍なく出題され、解答形式もバラエティに富んでいます。基本的な知識だけで答えられるものはなく、実験・観察の結果を総合的に把握して、筋道を立てて考えていく必要があるものが多いです。

 次の4つの対策を実行しましょう。
@自分で実験や観察を積極的に行い、その結果を表やグラフを活用しながら自分専用のノートを使ってまとめておく。
A基本的な知識を確実にするために教科書をよく読み、ノートにきちんと整理しておく。
B問題はできるだけ多くこなし、法則や公式を覚えるだけでなく、それをどのように使えば良いかという運用力を身につける。
C過去に出題された実験・観察問題を分類・整理して、今後の出題可能性を検討してみる。

 社会
 出題形式は、殆どが説明文を読ませて空欄に適語を補充させたり、下線部について答えを選択させたりするもので、文章で答えさせる論述問題はあまりありません。また、図表の読み取りの問題は考えさせられるものも多くあり、単なる暗記だけでは十分とはいえません。近年は大問2題で、あるテーマに沿った2〜3分野の融合問題での出題が続いています。

 地理では、地図とグラフを常に参照するようにしましょう。歴史では自分で年表を作って覚えると、学習効果があがります。政治では、日本国憲法の特色や三権分立、政治の仕組みなどそれぞれの根幹を押さえましょう。その際、憲法の基本条文を暗記するほどよく読んでおきましょう。時事的要素の強い問題も出題されます。秋に今年の重大ニュースがまとめられた資料が書店に並ぶので、それを活用すると効果的です。
備考通学面にハンデがあり、前年が難度が高かったりすると、次の年は敬遠されて入りやすかったりと、隔年現象が起こりやすい学校とも言えますが、好調な進学実績から今後も高水準での推移を続けるだろうと予想されます。
過去問
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浦和明の星女子中学校

浦和明の星女子中学校
一人を大切に育てるカトリックミッションスクール
交通JR武蔵野線 東浦和駅下車 徒歩8分
公式HP
浦和明の星女子中学・高等学校 公式ページ
傾向と
対策


 全科目ともよく練られた良問が出されます。
 塾で学習する基本事項の定着はもちろんのこと、普段から応用的な問題にも取り組んでおく必要があります。
 小6後半からは、過去問に取り組みながら時間配分に慣れると共に、他の難関レベルの問題にも数多く当たっておくと良いでしょう。
 科目の偏りなく、各教科バランスよくとれていることが合格の条件と言えます。

 算数
 試験時間の50分に対して、大問が6〜7問ほどあります。多いように思えますが、総設問数は20問前後と標準的です。問題の構成も計算・応用小問・応用問題というオーソドックスで、解答用紙も解答だけを書き込むスタイルです。
 問題のレベルは標準的なものが多いのですが、中には複雑な思考を必要とするものも含まれます。
 応用小問では毎日の学習の広さと深さが試され、とりわけ図形に関する問題には豊かな発想力を要求するものがあります。応用問題では数の性質や規則性に関する設問が多く、逆に図形分野からの出題が少ない事が特徴として挙げられます。独自に推理算を絡めた融合問題や、長い問題文の穴埋め問題として穴埋め問題として場合の数をあつかった出題などがありました。いずれも標準からやや難しいレベルの出題です。

 国語
 読解問題2題で構成されています。
 解答形式もバラエティに富んでいます。自由記述の問題が出題されることがあり、文字数の制限などがない事が多いのですが、記入欄が1〜2行程度ですから、その程度で十分なわけです。読解で取上げられる文章は、論説・説明文、随筆文、詩、韻文とその解説文が中心です。比較的読みやすい文体・内容のものが多く、国語が得意な受験生にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
 語句の意味、脱文の補充や感じの読み書き、文法・語句の知識などと共に、全体の流れを掴んでいるかどうかを試す問題が多いです。また、感じの読み書きをはじめとする知識問題のウェートが大きく、韻文が好んで取上げられる、自由記述の設問が多いなどの特徴があります。
 
 理科
 大問が4〜5題、回答記入個所が20〜25程度あります。試験時間は約25分と短めですが、問題量からすると比較的余裕を持って解き進めることができるはずです。
 解答方法も、記号の選択と適語(数値)の記入で占められています。
 各分野からまんべんなく出題されており、なかには難度の高いものもありますが、基礎的なものが殆どです。問題集で演習を繰り返しながら、実力アップを目指しましょう。また、社会の時事問題と兼ねて、日頃から環境問題やニュースなどについても関心を深めておきましょう。

 社会
 大問数は2〜3題あり、地理・歴史・政治(時事を含む)の各分野から、バランス良く出題されています。解答形式は、記号の選択が中心で、あとは適語の記入です。文章記述は見られませんが、今後1行程度のものが搭乗する可能性もあります。
 試験時間は約25分(理科と合わせて50分)です。解答記入箇所は30前後で難易度もそれほど高くないので、実力を発揮するには十分な時間といえます。
ただし、時間的な余裕があるためか、合格ラインは高めになっています。
備考 御三家を含むトップ層の併願受験校となる埼玉県女子の最難関校です。高校募集も停止され、完全中高一貫校となりました。
過去問
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浅野中学校

浅野中学校
伝統ある神奈川県名門男子進学校
交通JR・京急新子安駅より徒歩8分
公式HP
浅野中学校 公式ページ
傾向と
対策


 算数
 式や考え方も答える設問も出されます。
 男子難関校の中では易しい問題が出される学校ですが、大問1・2の問題で失点するようでは合格できません。後の大問でも、正確な知識や適切な考え方を上手に用いる力、解答をすばやく導き出す計算力が要求されます。

 基本的な解法を身につけるための問題練習と、計算などの処理スピードを高めるためのトレーニングが必須です。単元別の知識確認用問題集(「四科のまとめ」「ベストチェック」など)を用いて反復練習するとよいでしょう。また市販の計算問題集で計算・一行問題を繰り返すとよいでしょう。小6の10月以降は過去問の研究に取り組み、解説を参考にミスの原因をはっきりさせ解法を整理しておくとよいでしょう。

 国語
 読解は深い読解力を要求される設問です。
 以前に比べて記述量が増え、内容も難しいものになっています。しかし、設問数は多くないので、じっくり考えて取り組む時間的なゆとりはあります。なお、選択肢に紛らわしいものが幾つかあるので、よく読み比べることが必要です。

 比較的、内容をつかみやすい文章が多いが、テクニックだけでは通用しないので、問題をたくさん解いて慣れているだけでは対応できない場合も考えられます。学校の教科書・塾のテキスト・新聞のコラムなどの文章を用い読み終えた後、要約・感想などをまとめる練習をするのがよいでしょう。小6の10月以降は過去問・模試に加えて、他の難関校で出された問題を解くとよいでしょう。

 理科
 大問は物理・化学・生物・地学の分野別以外に、各分野の小問の集まりが出されることがあります。多くのテキストや問題集で扱われるような単純な内容のものは少なく、レベルの高い考え方を要求する設問が多いです。分野別の難度差が大きく、物理・化学でとても難しい計算が出されることもあります。

 いろいろな実験や観察などに関する基本知識を正確に覚えることが必要です。重要語句を書き出し説明を加えたノートを作ってまとめたり、あるいは一問一答式の確認問題集を繰り返すことなどがよいでしょう。特に力や化学変化の基本法則などは計算も解きながら正確に覚えていくのがよいです。また、疑問点は参考書や理科事典で調べたり、科学館などで実際に触れてみたりするとよいでしょう。

 社会
 大問は地理・歴史・公民の分野別である。どれも説明文が長く、統計・地図なども利用して考えさせるものであることが多い。かなり細かい内容が含まれ幅広い知識が要求されます。地理や歴史では最近に話題になった事柄について、地域や時代を分けずに総合的に扱うものが出されることもあります。地理・公民の問題に歴史に関する設問が含まれることもあり、全体的に歴史の比重が大きくなることが多いです。
 
 まず基礎知識を正確に覚えておくことが必要です。塾のテキストを解くだけではなく、いろいろな作業帳を用いたり、年表・地図・表・グラフなどを作ったりしながら覚えるのとよいです。歴史は時代別の地図や地域別の年表を作るなどの工夫も必要です。いろいろな種類の問題で知識の定着を確かめ、誤っていた部分はその場で覚えるつもりで読んだり書いたりして勉強するとよいでしょう。
過去問
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青山学院中等部

青山学院中等部
名門 青山大学附属
交通JR山手線「渋谷」徒歩約13分
公式HP
青山学院中等部 公式ページ
傾向と
対策

【入試問題学校作問者からのコメント】

1. 国語
 年齢に応じた社会的常識や実体験などを通じて理解できるような文章を出題しています。また、出題文のジャンルは「文学的な文章」「説明的な文章」「詩歌」など広い範囲から、偏ることなく出題するように心がけています。豊かな語彙力を基盤にして、作品を深く読む確かな読解力を養ってください。

2. 算数
 2007年度も、ここ数年と同じように一部に小問のある問題が含まれていました。今後もほぼこのスタイルでいく予定です。基本的な問題が中心ですが、割合の問題、図形の直感的な見方などに誤答が多いようです。今後もできるだけ多くの項目から基本的な問題を出題したいと思います。

3. 社会
 基本的な事柄を重視し、歴史・地理・政治経済の各分野からバランス良く出題する方針は前年と変わりません。記号選択だけでなく、短い言葉で答える内容も含まれます。また、時事問題については、単発的な出来事の知識だけでなく、その背景にも目を向けることが大切です。日ごろから家庭内の話題としている程度の内容で、深く詳細な事柄まで知る必要はありません。「記述式問題無し」は変わりません。

4. 理科
 2007年度から一部小問を設けましたが、前年までと同様に、「物理」「化学」「生物」「地学」の4分野からほぼ均等に出題しています。問題数も前年までと同じくらいで、記述式の問題は出題しません。日ごろから身近にある現象に科学的な目を向け、興味をもって実験や観察をすることが大切です。
過去問
検索
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