東京学芸大附属世田谷中学校 | |
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学芸大附属中学校の中では最難関、自由な校風 | |
交通 | 東急田園都市線「駒沢大学」駅下車徒歩20分 JR山手線「渋谷」駅よりバス「深沢不動前」下車徒歩10分 |
公式HP | 東京学芸大附属世田谷中学校 公式ページ |
傾向と 対策 | 算数 例年、大問が7題前後、総設問数は15〜20問近くの構成です。試験時間は40分ですから、かなりの分量です。よほどの計算力と思考力、手際のよさがないと、全問をこなすことは難しいです。 内容は、他の国立・私立中でもよくみられる応用問題の他、立体の断面・展開・投影、複雑な場合の数や規則性など、小学生としては高度で難解な問題も目立ちます。中学・高校へつながる数学的思考力を見ようとする意図があると考えられます。 特に図形分野と数量分野が中心です。特殊算については典型的な問題は殆ど見られません。他の分野との融合問題にして複雑で高度な思考力が要求されます。 計算力は毎日積み重ねるて正確に早く、ミスのないように訓練すると共に、工夫して手順の良い方法がないかを考える癖をつけておきましょう。 数量分野では、相当な整理・分類の力が必要です。条件を落とさないようにする事が大切です。類題をよく練習しておきましょう。式などをノートに丁寧に書くことを忘れないようにしましょう。 図形分野では相似や対象などを含めた複合求積問題や点の移動によって変化する長さや面積などを求める問題に慣れておくことが絶対に必要です。回転体や立体の切断なども実際にその立体を作ってみてイメージがつくように実験してみると良いです。 国語 長文読解問題が2題必ず出題され、それに加えて漢字や文法、課題作文が出されます。読解問題は外見はあっさりしているものの、内容は相当深く、かなりの読解力が要求されます。論理的な文章と文学的な文章の二つで、論理的思考力と鑑賞力を一緒にみようとする出題意図がみられます。 読解力を養うために、出来るだけたくさんの本を読むことが最良の方法でしょう。論説文や説明文などの場合、メモを取りながら読めば整理して論理的な思考力・読解力も養えます。 作文力も、それほど長い記述を要求されているわけではないので、要点を整理し、簡潔に表現する癖をつけておきましょう。 理科 大問数4〜6題、設問数にして15〜20題で40分です。余裕を持って臨めるでしょう。内容は殆どが実験・観察を中心としたものです。解答形式は選択式が多いものの、30字程度の記述や作図問題も出されています。 一見やさしい問題であるかのような印象を受けますが、実際に取り組んでみると、思考力を必要とするものが目立ちます。 出題傾向から実験・観察を中心にグラフや表、実験結果のまとめをもとに考える訓練を積んでおく事が第一です。全単元にわたって実験・観察に積極的に関わり、興味を持って取り組みましょう。 社会 例年3〜5題の大問、30問近くの小問で構成されています。40分の時間に対してはやや多めです。 しかし、内容的にはほぼ標準的なもので、高度な内容のものは見当たりません。 日本地理と日本歴史が重視された出題となっています。各問とも、基本的な知識と同時に社会的な思考力がなければ解けないような設問も見られます。 教科書レベルを大きく超えない基本的な内容が主体ですから、まずは確実に基礎を固めましょう。 地理では地図とグラフを常に参照すること、歴史では自分で年表を作ってみる事、などが有効な対策です。 政治・時事問題についても標準的な対策をしておきましょう。 |
備考 | |
過去問 | 東京学芸大附属世田谷中学校 過去問 |
東京学芸大学附属世田谷中学校
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