成蹊中学校 | |
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興味を持たせ、考える力を育成する半附属校 | |
交通 | JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)・京王井の頭線 吉祥寺駅下車 徒歩約15分 吉祥寺駅北口バスのりば1・2番より関東バスで約5分/成蹊学園前下車 |
公式HP | 成蹊中学高等学校 公式ページ |
傾向と 対策 | 算数 全体的によく工夫された良問が多いです。長めの文章で条件を与え考えさせますが、考え方はどのテキストにも取り上げられているものです。 塾の授業とテキストを中心に内容のもれがないように勉強していくことが大切です。例題の類題を解いて応用問題を練習し、考え方を図表などにまとめながら解くことにも慣れる必要があります。はじめと終わりで問題の難度に差が大きいので、過去問を練習する際に出題の特徴をつかんでおくことも必要です。 国語 読解では小説文1題と説明文か論説文1題が出されることが多いのですが、随筆文が出されることもあります。難しい言葉や表現が多い文章も出されます。記述は登場人物の心情、筆者の主張、自分の意見・感想など、自分の言葉でわかりやすく説明する記述が多いです。文章をしっかり読んで考えてほしいという出題者の意図が設問にも反映されています。 読書の好きな生徒にとても有利である。小5までは色々な種類の本を数多く読んでおくことです。小6では短編小説や新聞のコラムなど、短時間で読めるものを読むと良いでしょう。特殊な出題なので、過去問は遅くとも小6の夏休みのころから取り組み、記述に慣れることが大切です。テキストの問題でも要約や感想をまとめ、模擬テストでも記述の多いものを中心に毎月2回は受けて、いろいな読解問題に慣れるとよいでしょう。 理科 大問は物理・化学・生物・地学の分野別に出されます。長い説明文を読んで関連することを答えるものや、実験方法とデータ処理に関する問題など、他の学校とはやや異なった問題が出されています。ただ物理は一般的な力学の計算なども出されるので、必要以上に出題形式ばかり気にする必要ありません。今後も同様な内容の出題が続くと思われますが、年によって問題の難度や質が異なるので注意が必要です。 各分野の基礎知識を正確に覚えていくことです。物理・化学の計算問題、生物・地学の実験・観察に関する問題は時間をかけて何度も練習することが大切です。問題は標準から発展レベルを練習すればよいでしょう。科学館や博物館、特別展などに出かけて知らないことを調べて解決する姿勢が求められます。これは入学後の勉強にも役立ちます。過去問は小6の10月頃から取り組み、問題形式に慣れておく必要があります。 社会 あるテーマについて長い説明文を読んで考えるような問題が出題されます。1題は主に歴史、もう1題は公民が中心ですが、地理的な設問もあります。一見すると難問ですが、考え方のヒントが書かれていたり、基本的な知識事項をそのまま答えたりするものも含まれています。 問題に慣れている受験生には意外に答えやすい形式です。設問に答えることで文章に示された考え方をよく知ってほしいという意図が感じられます。独特な問題ですが、まず各分野の基礎知識を正確に覚えることが大切です。復習の際に事典や参考書を活用して知識事項の整理し、必要に応じて図表にまとめたり、切抜きを作ったりするとよいでしょう。また、テキスト中で別にコラムとして載せられている内容は、よく調べて意味をまとめておく必要があります。いろいろな事柄について問われるので、普段から新聞やTVに注意を向け、不明な点はインターネットや資料館など、広い範囲で調べる心掛けができると大変よいです。過去問は小6夏休み頃までに1度はやっておくと良いでしょう。 |
備考 | 1906年創立の私塾「成蹊園」が前身。広大なキャンパスに小学校から大学まで併設。全教科重視。高2から文系・理系に分かれる。高3からは選択科目中心の授業。 成蹊大学への内部進学者も多いが、東大・早慶など難関大学への進学者もかなり多い「半付属校」です。 |
過去問 |
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