穎明館中学校 | |
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リーダー育成を目指す多摩地区の有望な共学進学校 | |
交通 | JR中央線・京王高尾線 高尾駅下車(南口) 京王バスB番乗り場(急行バスはA番乗り場) 館ヶ丘団地行き 「穎明館前」バス停下車すぐ |
公式HP | 穎明館中学・高等学校 公式ページ |
傾向と 対策 | ここ数年で受験生の学力レベルが大きく上昇しており、問題もそれに応じて難しくなってきました。 全科ともよく練られた問題で、難度も高く、基本事項をしっかり定着させた上で、より応用的な問題に普段から取り組んでおく必要があります。 算数 ここ数年、応用問題のウェートが次第に高まり、主に思考力を試す試験になってきています。 平成16年度には、試験時間が60分から50分に減少し、集合題の中から単純な計算問題が姿を消しました。試験時間には余裕がないと言えそうです。 5題ほどある応用問題から、次の3つが良く出されますので、ある程度的を絞った対策が出来ます。 @ 場合の数や規則性に関するもの・・カードの並べ方、数の組み合わせなど、よく見かけるものや、図形や特殊算と絡める問題 A 平面図形や立体図形・・相似比を利用して、面積や辺の長さなどを答えさせるものが多い。また、図形の構成や立体の切断、展開図、体積比など。 B 特殊算・・つるかめ算、倍数算、周期算、旅人算、ニュートン算、方陣算など。 これらのほかに、2量の関係、約束記号、数の性質、食塩水の濃度などが出題されます。 難問攻略が不要とは言いませんが、それよりも平易な問題を正確に且つスピーディーに解く訓練を積んでおきましょう。 国語 このところ、読解問題2題の形式が続いています。出典は小説、説明文などが中心です。設問内容は多岐にわたっていますが、問題自体は基本的なものばかりです。解答形式は、選択式と記述式がほぼ4:6くらいの割合です。もっとも記述も問題文からの抜き出しや、それを多少アレンジする程度のものです。 素直な良問が多い分、合格点が高くなります。1点が勝負の分かれ目となります。基本的な知識事項は確実に身につけておきましょう。 理科 大問数は4〜6題、小問数は30問前後です。各分野万遍なく出題され、解答形式もバラエティに富んでいます。基本的な知識だけで答えられるものはなく、実験・観察の結果を総合的に把握して、筋道を立てて考えていく必要があるものが多いです。 次の4つの対策を実行しましょう。 @自分で実験や観察を積極的に行い、その結果を表やグラフを活用しながら自分専用のノートを使ってまとめておく。 A基本的な知識を確実にするために教科書をよく読み、ノートにきちんと整理しておく。 B問題はできるだけ多くこなし、法則や公式を覚えるだけでなく、それをどのように使えば良いかという運用力を身につける。 C過去に出題された実験・観察問題を分類・整理して、今後の出題可能性を検討してみる。 社会 出題形式は、殆どが説明文を読ませて空欄に適語を補充させたり、下線部について答えを選択させたりするもので、文章で答えさせる論述問題はあまりありません。また、図表の読み取りの問題は考えさせられるものも多くあり、単なる暗記だけでは十分とはいえません。近年は大問2題で、あるテーマに沿った2〜3分野の融合問題での出題が続いています。 地理では、地図とグラフを常に参照するようにしましょう。歴史では自分で年表を作って覚えると、学習効果があがります。政治では、日本国憲法の特色や三権分立、政治の仕組みなどそれぞれの根幹を押さえましょう。その際、憲法の基本条文を暗記するほどよく読んでおきましょう。時事的要素の強い問題も出題されます。秋に今年の重大ニュースがまとめられた資料が書店に並ぶので、それを活用すると効果的です。 |
備考 | 通学面にハンデがあり、前年が難度が高かったりすると、次の年は敬遠されて入りやすかったりと、隔年現象が起こりやすい学校とも言えますが、好調な進学実績から今後も高水準での推移を続けるだろうと予想されます。 |
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