※入試問題 出題方針 公式HPより
本校の入学試験は国語、算数、理科、社会の順番に行なわれ、基礎知識に加え、思考力・表現力を見る問題が数多く出題されます。2008年度入試以降もこの基本方針に変更はありません。 国語 国語では読解力や表現力を見る作問を行なっております。例年、説明文を中心にした長文問題を出題しています。長文問題では速読速解の力が求められていますので、文章に読み慣れておく必要があります。 また、これらの問題では読解力を見るだけでなく、要旨・主題・説明などを記述の形式で答えてもらい、表現力も見ています。文中のキーワードに注意して、自分の言葉を加えながら的確にまとめていきましょう。 字数制限のある問題では、句読点も字数に含み、制限字数の8割以上は書くようにして下さい。問題文をよく読み、「何をきかれているのか」をよく考えて答えてください。 部分点も見ていますが、ピントがずれていると得点にはなりません。また、記述問題中の誤字脱字にも十分気をつけて下さい。句点のないものも減点対象になります。 漢字は例年10問出題され、1問2点なので、意外と得点の差がついています。また、漢字の問題では画数やバランスの乱れがあった場合は不正解になりますので、ていねいに書いてください。 語句に関する知識問題も例年出題しています。日頃から辞書をこまめに使ったり、正しい日本語を使う習慣をつけておいてください。
算数 算数では受験生の計算力だけでなく、思考力を見る作問を行なっています。 1は解答のみを記入する1行問題で、例年5つの問いが出題されています。1つの問いの配点(7?8点)が高く、合否を分ける問題になっていますので、慎重に解いてください。 2から5までの問題は必ず、「式と考え方」を書いて下さい。これは途中経過を見ることで、受験生の考え方を見ていこうという主旨で行なわれています。 解答が不正解でも途中経過が正しければ、部分点が出ることもあります。「式と考え方」では、線分図や面積図、場合によっては方程式を使って説明していただいてもかまいません。 それぞれの問題にはレベルに差がありますので、難度が高い問題に時間をかけ過ぎず、解ける問題をケアレスミスなく解けるよう、時間配分に十分注意して下さい。 また、計算ミスで合否を分けることも多々ありますので、検算する時間を残しておくことをお薦めします。また、本校では入学後に計算検定を実施するなど計算力を重視しています。たかが計算と思わず日頃から練習するように心がけてください。
理科 理科では基礎知識だけでなく、思考力をみる作問をしています。物理・化学・生物・地学の各分野よりバランスよく出題しています。テレビや本を活用したり、実生活の中でも、自然科学への関心を持つように努めてください。「なぜ?」と思う気持ちが理科の学習には一番大切です。さまざま知識は持っているだけでなく、整理し使えるようにしてください。また、実験・観察は「結果がこうなる」と覚えるだけでなく、結果からわかることを考察できるようにしてください。 そういうわけで本校では、実験や観察をベースにグラフを読みとる問題、作図問題、計算問題、記述問題を出題しています。
社会 社会では基礎知識を問うものや思考力・問題解決力などを問う問題に大別することができます。地理、歴史、公民からほぼ均等に出題され、地理と歴史の融合問題も出題しています。一見難しそうに見えても、基礎知識がきちんと備わっていればできる問題が大半です。 時事問題の出題もありますので、テレビや新聞などで、できるだけニュースなどに関心を持つことをお薦めします。 また、思考力を試すため、教科書等で直接習っていないことをその場で考えさせる問題も出題しています。仮に知らなくても、資料や本文、地図などにヒントが隠されていますので、問題をよく読んで解答してください。 また、漢字指定の問題はもちろんですが、それ以外の問題でも原則として小学校の教科書で漢字表記となっている人名、地名、できごとなどの用語は、漢字で答えてください。
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