普連土学園中学校 | |
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The Seed of God.- 神の種子を育む - | |
交通 | ・ JR田町駅より 徒歩8分 ・ 都営地下鉄(浅草線・三田線) 三田駅A3出口より 徒歩7分 ・ 東京メトロ(南北線) 白金高輪駅出口2より 徒歩10分 ・ バス 三田三丁目・慶応大学前または三田五丁目下車 |
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傾向と 対策 | 算数 大問数は4題前後で、計算問題が1題、割合や速さ、数の性質などの小問を集めたものが1題(年度によって出されないこともある)、残りが応用問題というのが例年の構成です。解答欄には答えだけでなく、途中の式や計算も書き込むようになっています。試験時間の60分は、多少ゆとりをもって取り組むことができる時間といえるでしょう。 毎年2〜3題出される応用問題は、場合の数と図形分野からの出題が目立ちます。場合の数では塗り分け、道順、図形の回転移動と絡めたものなどが見られました。図形分野では、複雑な図形の回転移動が近年出されているので要注意です。他にも回転体や図形と規則性を絡めたもの、点の移動の問題なども見られます。 合格のためには速くて正確な計算力と、筋の通った思考力の両方が必要です。計算は毎日必ず練習し、はやく正確にを心掛けることです。 思考力をつけるには、まずは基本的な解法をきちんと身につけた上で、応用問題で演習を重ねる必要があります。 問題文をよく読んで、論理だった立式ができることが第一です。別解も検討するようにしましょう。 出題傾向がある程度はっきりしているので、過去問をじっくり研究してみることです。 国語 大問数は4題で、はじめに長文読解問題が2題あり、さらに知識問題が2題加わるという構成が続いています。解答形式は記述が大半を占め、しかも単純に本文からの書き抜きばかりではなく、自分の言葉でまとめ直して答える問題もありますので、いい加減な読み取り方ではうまく解答できないようになっています。 読解力だけでなく、表現力も必要です。 ただ試験時間は60分ありますので、きちんと対策しておけば、それほどあわてずに解答することができるでしょう。 長文は小説・物語文と論説・説明文が毎年取り上げられています。 長文読解題の選択肢の文が長めであることも特徴の一つです。五つの選択肢の内容はよく練られており、本文と選択肢をしっかり読み取った上で、細かい点を吟味する力が求められています。 知識問題では、慣用句、ことわざ、熟語の意味・組み立て、品詞の識別・用法、文学作品と作者などの他に、工夫をこらした出題も目につきます。例えば、似た熟語の使い分け、外来語、手紙文の書き出しなどユニークな設問もあります。 国語力は漫然と直感がまかり通るわけではなく、きちんと筋道を立てて論理的に考えることが大切です。 例えば、指示語に関してはただ前の部分を探すのではなく、その指示語を含む文中での指示語の成分をおさえ、後に続くことがらとの関連をつかむと、指示内容がほぼ限定できるはずです。 心情を問うものも、直接気持ちを表す言葉のほかに、心情の表れた動作や心象がたくされた風景などに注意するなどして総合的な判断が必要です。 基本事項をしっかりおさえ、過去問も活用しながら解法パターンを増やし、十分な対策をしておきましょう。 理科 大問が5〜7題、試験時間は30分です。 問題数からいって、やや短いと感じるかも知れません。 「物質とエネルギー」「生物とその環境」「地球と宇宙」の3つの分野から、ほぼまんべんなく出題されています。 どの問題も、中学入試によく出題されるものばかりで、内容的にも難度の面からも、ごく標準的な出題といえます。 解答形式は、約6割が選択式、約4割が記述式です。論述式と図に描かせる問題が、各2題程度出題されているのは注目されます。単に知識だけではなく、論理的思考力も見ようとする意図が伺えます。 分野に偏りなく、基本をしっかりマスターして、演習を重ねておくことです。計算問題にも重点をおく傾向がありますので、てこや滑車、ばね、水溶液の濃度などの問題については十分に練習しておきましょう。 社会 大問が3〜5題と年度によって開きがあるものの、小問数では例年ほぼ一定しています。地理・歴史・政治の各分野からほぼ均等に出題されています。試験時間は30分。分量からいって、やや短いと感じるかも知れません。 全体の約8割が記述式、残りの約2割が選択式となっており、記述の占める割合が高いのが特徴です。漢字指定で書くような問題もあります。正確な知識を要求されていることの表れとみてよいでしょう。 ただし、問われている事柄自体は基本的なものばかりです。 地理では日本の産業とを自然的条件や世界との貿易などと合わせて問う問題が考えられます。産業分布図、雨温図、貿易についての表やグラフにはよく目を通しておくことです。 歴史では、節目となった重要な出来事は年表を使って年号や時代名、関連する人名を聞いたり、制度や改革については、それらが生まれた原因やもたらした結果について選択肢のなかで問う出題が考えられます。文化史も主要な作品と作者名について最低限のことは覚えておく必要があります。 政治では、日本国憲法の基本原則、旧帝国憲法との違い、三権分立と選挙のしくみ、国連などです。時事性を要求される要素が強いので、新聞などで話題となった出来事については日頃からよく目を通しておくことが必要です。 |
備考 | 毎朝の礼拝など宗教教育にも力を入れたミッション校。 珍しく2月2日の午後受験を設けているが、それ故ハイレベルな受験となる。 |
過去問 |
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