淑徳与野中学校 | |
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心の教育、国際教育、そして知性の教育で夢をかなえる | |
交通 | JR埼京線「北与野駅」より徒歩約7分。 JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線「さいたま新都心駅」より徒歩約7分。 |
公式HP | 淑徳与野中学校 公式ページ |
傾向と 対策 | 算数 試験時間は50分、大問数は6題程度、総小問数が15題程度と少ないようですが、内容を考えると50分でもゆとりがあるとはいえません。 1題目は四則混合演算野球や単位の計算、次に応用小問、その後に応用問題が続きます。 応用問題は、数の規則、集合と場合の数なども出題されますが、特に平面図形・立体図形の大問、速さ(通過算)などでグラフを使ったものがよく出題されます。とりわけ図を描く問題には目新しいテーマの出題があり、驚かされます。その他の分野でもかなり高度な考え方や複雑な計算を要求される場合もあります。 いうまでもなく、計算練習は基礎力養成の最低条件です。 数量分野では、とくに数の性質、規則性、場合の数などに注目しましょう。類題を数多くこなし、別の解き方なども考えて思考力をアップさせましょう。 図形分野では、面積や体積ばかりではなく、長さ、角度、展開図、縮尺、相似比と面積比・体積比などの考え方はや解き方を幅広く身につけ、割合や比を使って素早く解けるようになることです。 全体を通して、答えを導くまでの考え方や式をしっかりと書く習慣をつけておきましょう。 国語 試験時間は50分。長文読解2題を中心に構成されています。漢字や語句の知識問題は、年度によって読解問題の小問で出されることもあれば、独立した大問で出されることもあります。 総設問数は30問程度で、試験時間に相応した量です。解答形式は、記号の選択、文章中の言葉の書き抜き、文章記述など、一通りの形式が見られます。 文章は小説・物語文と随筆が多いです。標準的な問題といえますが、踏み込んだ内容を問われる場合がありますので、文章を十分に読み込む必要があります。 読解力を中心に漢字や語句の知識をみるという点では、実に典型的な問題です。国語の基礎力を充実させるということに重点を置いて学習計画を立てましょう。 いろいろなジャンルの本をじっくり読みこなし、指示語・接続語は見つける度に確認し、分からない言葉はその都度辞書を引く癖をつけることです。 一冊読み終えたら、要旨や感想をノートや原稿用紙にまとめることも是非実行してください。50〜100字程度に制限して書くようにして見ましょう。 理科 大問が5題、解答記入箇所が30前後あります。試験時間は30分なので、標準的といえます。 ほとんど記号と適語・数値の記入ですが、1行程度の記述問題が見られますので要注意です。 1題目は各分野からの小問集合題となっています。それ以降は各分野からバランスよく出題されていますので、苦手単元をつくらないことです。 内容は基礎的なものがほとんどです。早いうちから基礎的な知識を身につけ、そのうえで問題集で演習を繰り返しながら実力アップをめざしましょう。 社会 大問数は3〜4題あり、各分野からまんべんなく出題されています。世界地理や環境問題にからめた出題がみられるのが特色といえるでしょう。 記号と適語の記入の他に、3問程度の論述式のものが見られます。適語は漢字指定が求められていますので要注意です。 地理からは、統計表や地形図の読み取り、日本の地形や気候などがよく出題されます。歴史的な事柄とからめて問われることも大きな特徴です。 歴史分野では、さまざまな時代について取り上げられており、ある時代に的が絞られているわけではありません。時代の事柄について、その理由を答えさせる問題も見られます。 政治分野は、憲法や三権のしくみが中心ではありますが、男女共同参画社会やノーマライゼーション、市町村合併、先進国の新しいリーダー達といった最新の話題も取り上げられています。 各分野に関連付けて、エネルギー・資源問題や世界遺産などの時事問題や地球温暖化、四大公害などの環境問題についても出題されます。 不得意分野を作らず、基礎をしっかり固めることが再優先です。問題集を解いていて、弱い分野がみつかったら、すぐに教科書に立ち返り、理解するまで復習する習慣をつけることです。 |
備考 | 埼玉県で浦和明の星に次ぐ難関女子校。 明るくきれいな校舎で人気も高い。 |
過去問 |
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