西武学園文理中学校

西武学園文理中学校
最後までやりぬく強い意志を育てる
交通■スクールバス
・西武新宿線「新狭山駅」北口〜スクールバス(約8分)「西武文理」下車
・JR埼京線・東武東上線「川越駅」西口〜スクールバス(約20分)「西武文理」下車
・JR八高線・西武池袋線「東飯能駅」東口〜スクールバス(約25分)「西武文理」下車
・西武池袋線「稲荷山公園駅」〜スクールバス(約20分)「西武文理」下車
・東武東上線「鶴ヶ島駅」〜スクールバス(約20分)「西武文理」下車
公式HP
西武学園文理中学高等学校 公式ページ
傾向と
対策

 算数
 試験時間は50分で、大問数は6題程度です。始めに計算問題と応用小問が合計10問前後あり、その後は応用問題です。
応用小問は数の性質、集合、割合と比、約束記号、虫喰い算、水量の変化とグラフ、場合の数、ニュートン算などの分野から出題されていますが、ほとんどが塾や参考書などで一通りマスターしておけば解けるレベルです。
  応用問題では、年を重ねるごとに難易度が高いもの(複数の特殊算を扱うもの、題意から立体図形を考えて体積や表面積を求めるもの、相似の難解な応用など) が出題されるようになっており、今後もこの傾向は続くと思われます。
 
  いたずらに難問を手掛けるのではなく、確実な計算力とスピードが必要です。一朝一夕でなるものではないので、日頃から苦手分野の無いように積み重ねの鍛練をしましょう。その上で過去問などで出題意図を正しく読み取ったり、図形を解くセンスを磨いていきましょう。

 国語
 散文の読解問題2題と詩歌の鑑賞問題1題という構成が多くなっています。
 設問数は20〜25題くらいで量的にはやや少なめで、記述式解答を要求するものは多くありませんから、比較的余裕を持って問題を解くことができるでしょう。読解問題の題材は、説明文が必ず含まれていて、もう一つが物語文または随筆文となっています。
 設問内容は多岐にわたりますが、典型的な読解問題という感じです。
 難度も標準的ですが、まぎらわしい選択肢や本文の抜き出しにしても迷いやすいものがありますので注意が必要です。

 読解問題の対策としては、文脈理解や心情の読み取り問題が多いので、普段から文章を読む際には それぞれの文章のつながりや、「それ」「これ」などの指示語は何を指しているのか、登場人物の性格やその場での気持ち、筆者の述べたいことの中心は何なのか、など目的意識を持った読書を常に心がけて欲しいということです。
 また、ことばの知識に関する問題に対しても、準備をすれば必ずそれなりの効果があるものです。手頃な問題集をこなしつつ、日頃から分からない語句や言い回しが出てきたら必ず辞書で確認する習慣を身につけておきましょう。

 理科
 試験時間は40分、大問は4〜7題で、小問数は20問前後です。解答形式は選択式と数値・語句・記述式がほぼ半々となっています。
 内容の特徴としては、実験・観察・観測を主体にして考えさせる問題が多く、丸暗記だけでは点が取れないように工夫されています。これらの実験・観察・観測はポピュラーなものが多いわりには、その結果を示すグラフや図には見慣れないものもあり、意外に難しくなっています。
 必ずしも難問ばかりではありませんが、全体としての難度は低いとはいえず、演習をこなしておかないと合格点をとるのは難しいでしょう。

 対策のポイントとして次の3点があげられます。
 1.自分で実験や観察を積極的に行い、その結果を表やグラフなどを活用してまとめておく。
 2.問題はできるだけ多くこなし、法則や公式は覚えるだけではなく、それをどのように使うかという応用力を身につける
 3.過去に出題された実験・観察問題を整理しておく。(過去に出題された単元を再登場させる傾向が強い)
 また、 幅広い暗記的な知識も無視できませんし、食塩水の濃度など、出題されやすい計算問題は日頃から練習しておきましょう。

 社会
 試験時間は40分で、大問数は6〜10題、解答記入箇所は40〜50くらいです。
 解答形式は記号選択式が記述式よりやや多くなっており、2行程度で論述させるものも出題されています。地理・歴史・政治の3分野からもれなく出題されていますが、分野をまたがる融合問題はこれまでのところ出題されていません。しかし、今後も出題されないとは限りませんので注意が必要です。
 地理分野では農林水産業や鉱工業といった産業別の問題を軸とし、地勢や気候がそれにからむ形式のものや、国土と自然の問題を軸に産業をからめるものなどがよく出題されています。
また、地形図の読み取り問題として、地図記号を答えたり、縮尺から実際の長さを求めたりするなど、地図の見方を問う出題も見られます。
 歴史分野では、文章だけの問題のほか、地図や絵画・写真を使ったもの、一つのテーマに沿いながら簡単な年表をもとにして答えさせる総合問題形式などがありますが、時代別にみると近・現代が毎年出題されています。単なる暗記ではなく、流れを捉えさせようとする出題者の意図が感じられます。
 政治分野では、憲法を中心とし、国際政治や国際連合に関するものもよく出題されていますし、時事的要素の強い問題や環境問題についても取り上げられています。
 各分野の重要事項をうまく取り上げた良問揃いで、難易度も標準的な問題です。

備考首都圏からの「お試し受験」として昔から1月入試に多くの受験者を集め、また多くの合格者を出してくれている。
しかし近年の中学受験者増加に伴い、受験者が多くなり、以前に比べ難易度も高くなってきている。
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posted by 学校情報調査委員 | コメント(0) | トラックバック(0) | ◆さ行の学校
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