お茶の水女子大学附属中学校 | |
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自主自立を掲げた伝統の国立大学附属 | |
交通 | 地下鉄 丸ノ内線 茗荷谷駅より徒歩7分 有楽町線 護国寺駅より徒歩13分 |
公式HP | お茶の水女子大学付属中学校 公式ページ |
傾向と 対策 | 算数 大問数4〜6題、総設問数が約15題という形式で定着しています。 計算問題を除く応用問題(文章題)には、たいてい解き順をしめす設問が2〜3問ほどあり、設問順に段階をふんで考えれば、比較的高度な内容を持つ問題でも最後まで解けるようになっています。したがって、問題文をよく読み、小設問の順を追って解いていかなければならないこと、つまり総合問題が目立つ事に特徴があります。 図形は総問題量の約3割を占め、やや複雑なものが度々取上げられています。 特殊算、整数の性質からは、いくつかの単元ごとにそれぞれ2〜3の小問に分けて出題されます。 全体的に見ると、小設問にそって基本的思考の積み重ねによって、高度な思考力・推理力までを試そうとする出題意図がうかがえます。 冷静な判断力と確実な推理力を鍛えるために、一つの問題に対してもじっくり落ち着いて解く練習を積みましょう。 国語 長文読解問題が1題、放送問題が1題、その他、熟語・文法・慣用句・文の書き換えなどに関する問題gあ1題というのが例年の出題のパターンです。量的にはやや多めですが、全体として設問自体は素直なものが多いです。解答形式は選択式と書き抜きが多数ですが、10〜30字の記述式も1〜2問出されています。 読解問題の出典は、論説・説明文、小説・物語文、随筆、詩などあらゆるジャンルにわたっており、論説・説明文の出題がやや目立つという点を除いては、これといった特徴がありません。 さまざまな表現を、それぞれに応じて、論理的、文学的、詩的に読解する力を見ようとする出題意図がうかがえます。 このほか、自分の考えを述べる問いが毎年出されています。字数制限があるときとないときがありますが、いずれにしても100字程度でのべるものと考えてよいでしょう。 基本的な国語の学習を定着すると共に、熟語・慣用句・短文作成・文法などの分野は他の国・私立中学に比べて非常に重視されているので、その点に注意してしっかり勉強しましょう。 理科 大問数3〜4題。それぞれ3〜4問の設問が含まれていることが多くなっています。 内容的には、公式に代入するだけの計算問題や知識だけを問うものは少なく、日常的な事柄やユニークな実験。観察を扱った図の読み取り問題が多くなっています。解答形式も、一般的な記号の選択、用語の記入に加えて、理由を尋ねたり説明させたりするもの、作図をさせるものなども見られます。 一つの単元にこだわらず、総合問題化しています。 対策としては、 @ 工夫された問題や総合問題が多いので、暗記よりも理解を中心にした学習を進める。 A 実験・観察では、なぜそうするのか、結果はなぜそうなるのかを考えて、図解を交えて整理しておく。 B 図表・グラフがなぜそのような表し方をするのか意味を普段から深く考えるようにする。 C 法則や原理は、ただ覚えるだけでなく、それをどのように使えばよいかを考えながら、出来るだけ多くの問題を解いてみる。 社会 例年3題前後の大問中に小問が10〜15題と、かなり少ない出題量といえます。 問題の形式は年度にもよりますが、大問一つの中で歴史・地理・政治的なことがらの理解を見るという総合化されたものがほとんどで、中でも日本地理と日本歴史の総合題がよく見られます。また最近ではたいがいの問題に地図・表・グラフ・年表などの資料が使われていて、それらを見て答えさせる読解力、思考力をみる問題が圧倒的に多くなっています。 全体として、知識よりも思考力を重視する問題が増えています。持っている知識をいかに応用していくかを問うものです。 地図やグラフ、表などの読図問題が今後も増えてくるでしょうから、「日本国勢力図」やそのJr版の「日本のすがた」など、資料・統計集は毎年新しいものが出版されていますので、それぞれの特徴をつきとめましょう。歴史でも教科書や歴史資料集を基礎的な知識と共に関連させながら読み取る練習をするべきです。 特殊4科 深い専門知識がなくても大丈夫ですが、受験前に基礎的な知識を確認しておきましょう。 ・音楽・・・放送による問題の出題が続いています。音符、拍子、音程、和音、リズムなどの音楽の基本的な知識は身につけておきましょう ・図画工作・・・詩や題目などから感じたことを表現させる出題が続いています。デッサンをきちんとしていくことで、表現力・発想力に対応できる自信をつけてください。 ・体育・・・例年、実技以外は行われていません。小学校の体育授業で行われるスポーツテストのような課題が出されています。 ・家庭・・・家庭科の基礎的な知識を問うものと、生活の工夫をたずねるものの2つに分かれます。日頃の生活で身につけた知識が有効ですので、お手伝いなどの生活の場で、色々な知識を吸収しておきましょう。 |
備考 | |
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大学入試数学、整数の問題、未知数より方程式のほうが、少ない・・・・整数の条件を、つかって、
Excerpt: 未知数より方程式のほうが、少ない・・・・整数の条件を、つかって、 (x2乗)−(y2乗)+2y−2=0をみたす整数x、yの値の組をすべて求めよ。 東大家庭教師 整数問題の本につい..
Weblog: 宅地建物取引主任者の日記(高校入試数学)
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