| 豊島岡女子学園 | |
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| 伝統ある女子進学校 | |
| 交通 | JR・東京メトロ・西武線・東上線・都バス・私バス『池袋駅」 徒歩7分 東京メトロ有楽町線『東池袋駅』 徒歩2分 |
| 公式HP | 豊島岡女子学園 公式ページ |
| 傾向と 対策 | 算数 試験時間は50分、大問数は6題前後です。かつては、はじめの3〜4題にわたって計算問題や応用小問の集合題が出されていましたが、最近はそれが2題(全部で8問程度)に減り、その分応用問題の小設問が増えています。ただし、総小問数は18問前後でここ数年ほぼ一定しています。 四則計算問題は、基本的な計算能力をはかるのが目的と考えられます。式の中の□やIを求める問題、単位の換算(時間、角度・長さ・面積・体積・重さ、速さなど)も毎年のように出題されています。そして、単純な計算問題は減少傾向にあります。 応用小問と応用問題は、公式に当てはめれば答が出てくるものばかりで、計算の複雑なものやひねったものはほとんど見られません。しかし、さまざまな単元から出題されますから、各分野の公式を整理して、確実にものにしておく必要がありそうです。 これまでに取りあげられた内容は、概数、割算のしくみ、約数と倍数、数の範囲と規則、割合(速さ、濃度)、比例式・比例配分、場合の数、集合、二量関係とグラフ(旅人、水道管)、図形の性質(対角線、展開図)、角度・面積・体積、動点問題、かんたんな特殊算(平均算、過不足算、旅人算、時計算、相当算、推理算、 周期算)などです。 全般的に見ると、いわゆる難問奇問は見当たらず、各分野における基礎的学力を見る標準的良問ばかりです。それだけに考えちがいは許されませんし、早くて正確な計算力が要求される問題といえます。 算数攻略の基礎が計算力の養成にあることはいうまでもないでしょう。計算問題はもちろんですが、そのほかの問題の大半も、結局は計算問題になってしまうのです。ですから、問題をたくさんこなし、計算の早さと正確さとを身につけられるような勉強法を心がけましょう。 さて一般に算数で確実に合格点をとるためには、 @一定時間にできるだけたくさんの問題を解く練習 A一定数の問題をできるだけ早く解く練習 B苦手分野を作らないように、あったらなくす練習 が大切となってきます。長い期間このような練習を続ければ、次第に正確さとスピードが身について、試験でもいい点がとれるようになってくるものです。 また、その際に大事なことは、問題がどの解法を要求しているのかという出題意図を正しく読みとることです。正しい解法をしっかり身につけておきましょう。使い方をまちがえると意外に面倒になって時間ばかりがかかるということになりかねません。どういう時にどの解法を使うか、一つひとつ確実に整理して覚えておくこ とです。 各分野にくまなく目を通し、しっかりと問題演習をすれば、合格点をとることは困難なことではありません。過去問を十分に活用してください。 国語 本校の国語は、長文読解題2題と、漢字の書き取り1題から構成されるパターンが続いています。長文読解題のそれぞれには小設問が1O問程度あり、漢字の書き取りは3、4問となっています。試験時間は50分ですが、問題量が多めなので、いそがしく感じられるかもしれません。解答形式では、記号の選択、適語・適文の 記入または書きぬき、1〜2行程度の記述などが設問内容に沿って配置され、バランスよく組み合わされています。 長文読解題で取り上げられる文章のジャンルを見ると、論説・説明文、小説・物語文、随筆文がバランスよく選ばれています。ただし、それぞれ1題ずつ出されるとはかぎらず、同じジャンルが2題出されることもあります。 設問内容は、取り上げた文章に則した自然な流れの中で、単調にならないように総合的に問うものになっています。随筆文や小説・物語文の場合、心情を問うものが中心になりますが、状況や動作・行動、登場人物の性格などとからめ、変化がつけられています。 一方、論説・説明文の場合は、論旨の展開を正しく理解しているかどうかを試すものが中心です。そのほかにも、語句の意味、同意語の書きぬき、指示語の内容、副詞や接続詞の補充、表現技法、文の並べかえ、脱文の挿入、段落分け、段落構成、大意・要旨など、バラエティーに富んでいます。 長文読解題に組みこまれる知識問題では、漢字の読みと書き取り、送りがな、主語・述語、かかり受け、用言の活用、可能動詞、晶詞の用法・識別、ことわざ、熟語の完成、四字熟語、反対語などが出されています。 全体を見わたすと、さまざまな種類の文章を限られた時間で読み取る力に加え、漢字やことばの知識、つまりバランスのとれた国語力が必要です。 対策として、まず第一は「速読即解力」の養成でしょう。 けっこう忙しい試験ですから、一回読んだだけで正しく読み取る力が必要になってきます。本来ならば、豊かな読書経験を積むことによって自然に読解のコツを身につけていくのが理想です。といっても、受験までのいそがしい短期間ではなかなかそうもいっていられ ないでしょう。そこで、文章の種類別にそれぞれの読解法を整理してあるような参考書(できれば解説のくわしいもの)を手本にしながら、それぞれの種類の中で典型的な文章を選び精読してみるといいでしょう。参考書に示されている読解法にそって読む訓練を、最初はゆっくりながらもしつこく繰り返すのです。このような作業をねばり強く続ければ、必ず読解のコツというものが掴めてくるはずです。 そのような感触を得たら、今度はそういった読解のコツをくずすことなく、序々にスピードをあげていくわけです。 これと並行して、長文読解問題を中心とした問題集を使って、力だめしと弱点補強を進めておくことも重要なことでしょう。 第二に、助詞・助動詞の用法などのことばのきまりに関する問題や、語句の知識などの「国語常識」もわりに重視されています。これらは読解のうえでの手がかりにもなるわけですから、参考書・問題集などで完全マスターしておくことが必要でしょう。 最後に漢字。例年必出であり、また程度も高いので、これまた問題演習で完全マスターをめざすべきです。何といっても、漢字は覚えていれば確実に得点できますが、知らないものには手も足も出ません。反復練習をして、確実に身につけておきましょう。 理科 試験時間は社会とあわせて50分、大問数は4題前後、総小問数で20問程度という問題構成になっています。解答形式は記号の選択が中心ですが、特に「物質と変化」「運動とエネルギー」で計算問題が出されます。また、図を書きこむ問題も見られます。 分野別に見ると、「生物と環境」「物質と変化」「運動とエネルギー」「地球と宇宙」の各分野からむらなく出題されており、かたよりのない知識が必要とされます。 「生物と環境」では、生物と環境のかかわり合い、植物の運動、動物の受精と誕生、顕微鏡の使い方、ジャガイモのつくりと成長などが出されています。 「物質と変化」では、計算させるものがよく出題されています。水酸化ナトリウム水溶液と塩酸の中和反応、気体の発生と性質、燃焼、水溶液の濃度ともののとけ方などが見られます。 「運動とエネルギー」からは、電気回路(電気回路の略図を図に示す記述問題もある)、電流と発熱、浮力、ものの落下運動、電熱線による水のあたたまり方、磁石の性質、力のつり合いなどが出されています。 「地球と宇宙」では、地層(地層や岩石のでき方、断層運動など)、月の運動と満ち欠け、日本の気象、流水のはたらき、星座早見などが見られます。 各分野に共通していえることは、実験・観察をもとにして考えさせる問題が多く、丸暗記だけでは得点できないように工夫されている点です。取り上げられる実験・観察はポピュラーなものですが、ひとひねりしてあることが多く注意が必要です。 なお、計算問題を中心とする「物質と変化」「運動とエネルギー」がはじめの方の大問にあることが多いので、とくに理科が苦手な受験生は、解く順番を工夫してもよいでしょう。 出題の多くは、暗記に頼った知識だけで答えられるものではなく、実験・観察の結果を総合的に分析して、筋道を立てて思考していく必要のあるものです。このことをふまえて対策を考えていくことにしましょう。 @教科書を中心とした学習を進める。いわゆる難間奇問は見あたらないので、難しい問題集にいどむよりも基本的なことがらを身につけるほうが大切です。 A学校の授業で行われる実験・観察には積極的に参加し、その結果を表やグラフも活用しながらノートにまとめておく。自分でできる範囲で実験・観察を行うのもよいでしょう。 B基本的な知識を確実にするために、教科書をよく読み、ノートに整理する。深い知識を身につけるにはぱば広い知識が必要ですから、その機会が多いほどいろいろな考え方ができ、問題解決に大いに役立ちます。 C問題を数多くこなしておく。これは、「物質と変化」と「運動とエネルギー」の分野の計算間題で特に必要なことで、法則や公式を確認するだけでなく、いつどのように使えばよいかを確認しながら進めていくことと、計算ミスのないように式を見返すことが大切です。 D過去に出題された問題を分類・整理して、今後の出題可能性を検討してみる。本校の出題に偏りがあるわけではありませんが、どんなパターンで出題されているかを確認しておくだけでも、試験当日の心がまえが変わってきます。 E基本的な力がある程度身についたら、薄めの問題集を解いてみる。基本的なことがらを実際に使いこなすことで、より応用力を高めてください。 社会 大問数は2〜3題で、解答記入個所は30くらいです。 解答形式は記号選択と記述がおよそ半数ずつですが、記述といっても用語を答える程度です。ただし、漢字で答える問題が多かったり選択肢にまぎらわしいものが含まれていたりと、油断はできません。また、のんびり構えていると試験時間内に終わらない可能性もある ので、時間配分に注意をしなければなりません。正確な知識とすばやい判断力が要求される問題といえるでしょう。 地理分野では、都道府県別の自然と農業の特徴について、特定の地域(東京、愛知など)の地勢と産業などが出題されています。なかでも都道府県のシンボルマークを選ぶ問いはユニークです。 また、ニュージーランド、インドなどを取り上げた世界地理も見られます。 歴史分野では、古墳時代から現代までの政治に関するもの、年号や富士山の噴火の歴史などをテーマにしたもの、日本の外交、歴史を動かした氏族、日本の戦後の歴史などで、なかにはほかの分野からの出題もあり、歴史をメインとした融合問題のような構成になっています。 政治分野では、日本の人口と選挙制度、三権のしくみ、国民と政治などが大問として出されていますが、むしろ、ほかの分野の大問に関連することがらを小設問として出題する傾向があります。 また、時事的な要素をふくむ問いもちらほら見られます。そのほか、環境問題として資源とゴミ・環境破壊が取り上げられており、環境問題に対する日ごろの関心を見ています。具体的には、地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、ゴミのリサイクル問題などで、特別な対策は必要としないものの、ふだんから新聞やテレビなど を通じてどれだけこれらを知り、考えているかが大切です。 教科書レベルを大きくこえない基本的な内容が主体ですが、基本的といっても断片的な知識を問うものはありません。テーマをしぼり、よく練られた設問の中で、体系化された知識と理解力を試そうとする意図がくみとれます。 対策としては、なにより教科書のマスターが先決です。ただ、なんとなく教科書を読むのではなく、地理では、地図・グラフ・統計、歴史では年表・史料(特に写真や絵など)・歴史地図、政治では図(三権分立など)・表(三権のそれぞれのしくみなど)に注意して学習します。白地図や年表を活用したり統計などをグラフや 表にまとめたりするなど、覚えることがらを整理することも大切です。また、それぞれのことがらには必ず関連することがらがあります。一つひとつの知識をできるだけ多く結びつけていくような学習を心がけてください。 教科書の内容をマスターしたら、うすめの基本的な問題集で確認しながら基礎力の定着を目指してください。そのさい、まちがえた問題には印をつけ、ある程度時間をおきながらくり返しやってみること。弱点を見つけだし、効率よく学習するには必要な作業です。時代・人名・地名などは漢字で書けるようにすることも忘れず に、幅広く学習してください。 時事的なことがらやさまざまな杜会問題にも日頃から関心を持ち、新聞やテレビなどで話題になったできごとには注意を向けましょう。新聞記事などをノートにまとめるのが効果的です。また、わからないことがあればそのままにせず、年鑑などで調べることも必要です。 社会科の学習に暗記が必要なことは事実ですが、それは筋道を立てて知識を身につけることを前提としています。クイズ対策のような学習をしていては力は伸びません。しっかりとした学習計画を立てて取り組むことが合格への近道です。 |
| 備考 | 毎朝の運針で授業への集中力を高める。髪が肩より長い人は、編む等し、ゴム髪留めでとめて、さっぱりさせる。スカートは膝丈。靴下や鞄は学校指定。 試験は3回行われ、傾向として1回目で落ちても複数回受験した者の合格割合が高い。 複数回受験者の合格者に占める割合は6割を超え、同点の場合、複数回受験者を優先する。 4教科の合計点で判断し、教科ごとの足切りはない。 苦手科目をなくすことがポイント。 |
| 過去問 検索 | 豊島岡女子中の過去問 |
豊島岡女子中学
専修大学松戸中学校
| 専修大学松戸中学校 | |
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| 「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」を目指す | |
| 交通 | JR常磐線(東京メトロ千代田線)北松戸駅(東口)下車 徒歩約 10分 |
| 公式HP | 専修大学松戸中学・高等学校 公式ページ |
| 傾向と 対策 | 算数 大問数は7題ほどで、総小問数は20問程度と標準的ですから、50分の試験時間で解き終わることができるはずです。問題全体を見ると、さまざまな分野から出題されていて、偏りのない構成になっています。また、受験算数の基本となる問題が多く、はば広い分野で、基本的な力がついているかどうかを試すものといえます。 1題目には、計算問題が4問あります。四則計算のほかに、還元法を用いて口を求めるもの、単位の計算もふくまれます。 2題目は応用小問の集合題(5問)です。出題される単元ははば広く、受験勉強で一度はふれるものが入れかわり出題されます。ただし、ほとんどの小問がひとひねりされているので、油断は禁物です。過去に出題された単元は、数の性質、場合の数、割合と比、食塩水の濃度、速さ、角度、面積、多角形の性質、立体の展開図、流水算、つるかめ算などです。 3題目以降が応用問題となりますが、一見難しそうに見えるものであっても、基本事項がしっかりと身についていれば十分正解にたどり着ける内容です。図形分野からの出題は2〜3題で、複合図形の面積や体積などを求めるものをはじめ、展開図を利用したもの、図形の回転移動、図形上の点の移動と面積の変化、さまざまな立体の性質などが取り上げられており、バラエティーに富んでいます。また、数の性質、規則性、場合の数、2量の関係とグラフなども必出で、これらは非常に思考力が要求される内容です。 1、2題めで総小問数の半分近くを占めています。したがって、1、2題めを確実にクリアし、3題め以降でどれだけ得点を上積みできるかが合格のカギとなります。 まず、正確ですばやい計算力を毎日の計算練習でモノにしましょう。自分で無理なくこなせる問題量を決めて、コツコツと続けることが大切です。そのさい、計算の過程をきちんとノートに書き、答えあわせのときにどこを問違えたのか、どんなところでミスしやすいかを発見するようにつとめること。 数の性質、割合と比では、はじめに教科書にある重要事項を自分なりに整理し、さらに類題を数多くこなして、基本的なパターンを身につけること。また、マスターした基本からいったん離れて、別な角度から問題に取り組むことで思考力のアップをめざしましょう。 図形では、面積や体積ばかりでなく、長さ、角度、展開図、縮尺、相似比と面積比、体積比などの考え方や解き方をはば広く身につけ、割合や比を使ってすばやく解けるようになること。また、図形をいろいろな方向から見たり分割してみたりして、図形の性質の特殊性もおさえておきましょう。本書だけでなく、さまざまなパターンの問題にあたって、その解法を身につけていくのが効果的です。 全体を通して言えることですが、算数では答えを導くまでの考え方や式がもっとも大切です。ふだんからノートに自分の考え方、線分図、式をしっかりと書く習慣をつけておきましょう。 国語 本校の国語は長文読解題2題で構成されており、論理的に考える力と、文学作品を理解する力がバランスよくためされます。全体の問題量は、50分という試験時間からすると標準的なものといってよく、余裕をもって取り組むことができるはずです。ただし、それだけ合格ラインも高くなるので油断はできません。 解答形式は、記号の選択と文章中からの書き抜きがほとんどで、記述問題も文章中の言葉を用いるものです。本格的な文章記述が見られないと聞くと、ホッとする人もいるかもしれません。 長文読解題で取り上げられる文章のジャンルは小説・物語文と論説・説明文がほとんどです。どちらも小学校高学年向きの文章なので、スムーズに読み取ることができるはずです。今のところ、随筆文や詩歌などほかのジャンルはあまり顔を見せていません。 設問数は1題につき1O問程度あり、出題内容を見ると、論説・説明文では、論旨の展開を正しく理解しているかどうかをためすもの、小説・物語文では、状況や動作・行動、登場人物の性格などとからめて心情を問うものが中心となっています。さらに、大意、要旨の読み取り、接続語や副詞などの補充、語句の意味、指示語の内容、段落分け、憤用表現などのほか、知識問題として漢字の読みと書き取り、熟語の知識、漢字の部首と画数、助詞や助動詞などの品詞の識別なども出題されており、非常にバラエティーに富んでいます。 このように、個々の設問がいろいろな範囲にわたっているのは、国語力(読解に限らず総合力として)のすべてをはば広く見ようとしているからで、特定の分野にかたよることのない、よく考えられた出題ということができます。 全体を見わたして、とびきり難解なものはありません。あるレベル以上の実力があれば十分合格点が取れるような構成になっています。 まず読書に慣れることから始めてみましょう。その際に注意して欲しいのは以下の点です。@「それ」や「これ」などの指示語は何を指しているのかを考える。 A段落や場面の構成を考える。 C読めない漢字、意味のわからない言葉が出てきたら、すぐに辞典で調べる。B登場人物の性格と心情の変化に注意する。 この4つを常に意識しながら読みすすめることが大切です。むやみに読むだけでは本がきらいになるだけで、国語の力はつきません。目的意識を持った読書こそが、はば広い読解力や表現力を養うことにつながります。 しかし、ただ本を読むだけでは入試の国語の問題を解くことはできません。1冊の本を単に読みすすめるのと違って、入試では限られた範囲から内容や心情の読み取りなどが細部にわたって質問されるうえに、似たような選択肢がいくつもあり、かなりの読解力が必要とされるからです。 したがって、本書のような問題集で入試問題のパターンに慣れておくことが大切です。その際、問題の意図は何かを考えながら取り組むようにしましょう。 知識問題は、漢字と語句に関するもの(四字熟語、慣用句、ことわざなど)を中心に、はば広く積極的に吸収していく心構えがのぞまれます。漢字と語句などの問題集をそれぞれ1冊仕上げてください。その場合、丸暗記ですませようとせずに、漢字なら部首も対義語もというように、派生させたノートづくりが有効です。 理科 「生物と環境」「物質と変化」「運動とエネルギー」「地球と宇宙」の各分野からまんべんなく出題されています。また、実験・観察・観測にもとづいて科学的に推理する良い問題が多く、逆に、中途半端な勉強では得点できないように工夫されているともいえます。 大問数は5題、解答記入個所は25前後ありますが、30分の試験時問と比べると、問題量のバランスはちょうどよいでしょう。解答形式は、記号の選択が大半を占めていますが、用語や数値を記入するもの、理由などを記述するものもあり、バラエティーに富んでいます。 「生物と環境」からは、ヒトのたん生、ヒトのからだのつくりとはたらき、植物の蒸散作用、花のつくりと開花、メダカの飼い方、モンシロチョウの成長、タンポポの開花と明るさ・温度との関係、カイコガの行動、カブトムシとクワガタ、雑木林の生物などが出題されました。 「物質と変化」では、亜鉛とうすい塩酸の反応による気体の発生、金属と水溶液の反応、物質の分類、もののとけ方、ものの燃焼、銅の加熱と重さ、乾留、中和などが取り上げられています。 「運動とエネルギー」では、ばねを使ったカのつりあい、物体の運動(球をころがす実験)、ふりこの運動、てこのつりあい、電気回路、光の進み方と虹、鏡などが出されました。 「地球と宇宙」からは、日食と月食、火星の大接近、季節と星座、星の1日の動き、月の出入り気温と湿度、天気の変化、気象の総合問題、日の出・日の入りの時刻などが出題されています。 このほか、実験器具の扱い方(顕微鏡や気体検知管の使い方など)も顔を見せています。 なお、最初の大問は小問集合で、分析表に示した項目以外の範囲の問題も出題されているので、各分野、各項目を幅広く抑えておく必要があります。 内容は基礎的なものが殆どです。また、幅広い知識を持っている方がより深く理解するには有利で、いろいろな考え方ができるので、問題の解決に大いに役立ちます。したがって、基礎的な知識を早いうちに身につけ、そのうえで問題集などの演習をくり返しながら実カアップをめざしましょう。 それでは、以下に各分野のポイントをあげておきます。 「生物と環境」は、身につけなければならない基本知識の多い分野ですが、山登りする気持ちで一歩一歩楽しみながら確実に学習する心がけが大切です。ヒトの身体のしくみ、動物や植物のつくりと成長などを中心に、ノートにまとめながら知識を深めましょう。 「物質と変化」では、気体や水溶液、金属の性質に重点をおいて学習してください。そのさい、中和反応や濃度など、表やグラフをもとに計算させる問題にも積極的に取り組むように心がけること。身のまわりに見られる水の状態変化の現象(雲、湯気など)についてもおさえておきましょう。 「運動とエネルギー」では、計算問題としてよく出される力のつりあいに注目しましょう。てんびんとものの重さ、てこ、輪軸、ふりこの運動などについて、それぞれの基本的な考え方をしっかりマスターし、さまざまなパターンの計算問題にチャレンジしてください。また、かん電池のつなぎ方や方位磁針のふれ方、磁力の強さなども取り上げられやすい単元ですから、学習計画から外すことのないように。 「地球と宇宙」では、太陽・月・地球の動き、季節と星座の動き、天気と気温・湿度の変化、地層のでき方などが重要なポイントです。 社会 大問数は5題で、地理分野と歴史分野が2題ずつ、政治分野(時事をふくむ)が1題です。それぞれが各分野の幅広いことがらを問う総合問題形式になっており、細かく専門的な事柄を問うものはあまりありません。解答形式は、記号の選択が中心ですが、人物名・地名・語句の記入はもちろん、文章で記述するものも例年2〜3問あります。 試験時間は30分で、これに比べて設問数は40弱と平均的なので、試験時間内に解き終わることができるはずです。 では、各分野の出題内容を見ていきましょう。 地理分野からは、日本の国土(島、河川、平地など)、新幹線沿線の各地域の自然と産業のようす、中国地方の自然と産業のようすなどが出されています。資料の読み取りが数多く出題されているのが特徴のひとつで、過去には市町村合併や自然災害などの時事的なできごとも取り上げられています。 歴史分野は、@史料または説明文を読んで答えるもの、A略年表中のできごとに関連することがらについて答えるものの2パターンで出題されており、どちらも大まかな歴史の流れをつかんでいるかどうかがためされます。また、出題は、歴史を通して範囲とするものと、幕末・明治維新以後をおもな範囲とするものに分類できます。 政治分野では、財政と社会保障制度、基本的人権、憲法と三権のしくみ、地方自治などが出題されました。過去には、公害と地球環境(四大公害病、オゾン層の破壊、地球温暖化など)、日本と世界の結びつき(貿易のようすなど)、国際連合のしくみとはたらき(時事問題をふくむ)、選挙制度と中央省庁再編などが取り上げられています。 各分野の基本的なことがらをしっかり身につけていれば合格点に達することができる内容ですから、まず、基礎を固めることを心がけてください。教科書のほか、説明がやさしくていねいで標準的な参考書を選び、基本事項をしっかりと身につけましょう。また、設問事項が広範囲にわたっているので、不得意分野をつくらないことも大切です。問題集を解いていて自分の弱い分野が見つかったら、すぐに教科書や参考書に立ち返り、理解できるまで復習することです。 地理では、地図とグラフが欠かせません。つねにこれを参照しながら、白地図作業帳を利用して地形と気候をまとめ、そこから産業のようす(もちろん統計表も使います)へと広げていってください。世界地理は小学校で取り上げられることが少ないため、日本とかかわりの深い国については、自分で参考書などを使ってまとめておきましょう。 歴史では、教科書や参考書を読むだけでなく、自分で年表を作って覚えると学習効果が上がります。それぞれの分野ごとに欄を作り、ことがらを書きこんでいくのです。できあがった年表は、各時代のまとめ、各分野のまとめに活用できます。本校の歴史の問題にはさまざまな時代や分野が取り上げられていますから、この作業はおおいに威力を発揮するはずです。また、資料集などで、史料や歴史地図にも親しんでおくとよいでしょう。 政治では、日本国憲法の基本的な内容、とくに政治のしくみが憲法でどう定められているかを中心に勉強してください。また、国際連合のしくみや日本と世界とのつながりについてもふれておくこと。なお、時事問題も出されるので、テレビ番組や新聞などでニュースを確認し、それにかかわる単元もふくめてノートにまとめておきましょう。中学受験用の時事問題集(11月ごろに書店に並びます)に取り組むのも効果的です。 |
| 備考 | |
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